マッカーサー神社と十余二の野馬土手 | 野馬土手に行こう

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千葉県には平安時代から軍馬を育成する牧があり、馬が超せない野馬土手が造られ、今も少し残っています。
江戸時代に小金牧と呼ばれた、野田市、流山市、柏市、松戸市、鎌ケ谷市、船橋市、白井市を巡ります。

明治二年に入植。

明治五年、開墾会社は偽装解散。

 

約束の土地は与えられず、自分たちの開墾した土地を小作料を払って耕した農民たち。

 

その土地が農民所有となったのは、

昭和22年の農地解放でした。

 

マッカーサーさんありがとう。

十余二の厳島神社を古老は、マッカーサーにちなんでマツカサ神社と呼ぶそうです。

 

これがそのマツカサ神社。

 

高田原開拓記念碑。

 

裏には、

自作農たるべきはずのところ、…八十余年、

アメリカの農地解放により、初志貫徹、すべて入植者の有に帰す。

 

などなど書いてあります。

すぐそばの、高田原ふるさと会館の野馬土手は、草に覆われて見えません。

 

上って見たところ、土手はあります。

 

ちょっと南の十余二の野馬土手は、

 

大分様子が違うので心配でしたが、

ありました。ああよかった。

 

高さもある、立派な土手です。

 

そのちょっと南のかつての馬の水飲み場では、

猫が水を飲んでいました。