さっそくアルコールバーナーを買いに行くことにした。
いつも行くアウトドアショップで新年のセールをしているのだ。

久々にバイクに乗る。
キーを差し込んでセルスターターのスイッチを押す。

キュル キュル ル~~~ッ...

おやっ?
そういえば今までバッテリー交換したことないし寿命かな?

とりあえず一旦キーをオフにして休ませる。
しばらくしたらまた同じ動作を繰り返す。

キュル キュル バババババババババ

良かった。なんとか掛かってくれて。


天気もよく、お店までは快適なツーリング。

店主は気軽にお客さんをもてなしてくれる。
お目当ての品はなかったけど、コーヒーをご馳走になりながらイロイロ話しをしていた。

トランギアの製品って毎年少しずつ値上げしてるんですよねー
毎年100円ずつとか値上げして、数年後にはすごく高くなってる。

って言うと
カタログで値段を確認してすぐに、店頭の商品のプライスタグを全部外してしまった。

そう。この店では昔の価格ですべて販売していたのだ。
仕入れが古いから、それでいいんだろう。
と思っていたけど、新しい価格に全部訂正するそうな。

しまった 黙っとけば良かったか…(笑)

今日は何も買わなかったけど、お店の陰の売り上げに貢献した気分になったので、帰ることにした。

バイクにまたがりスタータースイッチを押す。

カタカタカタカタ…

おやーっ!?

とりあえずもう一度やり直す。

カタカタカタカタカタカタ…

そんなばかな!
気持ちを落ち着けるために深呼吸した

バッテリーあがりか?
それにしてはランプ類は正常に点灯している。
まさかセルスターターが故障したのだろうか。
エンジンが掛からなかったら帰れない。
店に助けを求める?
それともJAFか?

そうだ 押し掛けだ。

僕のバイクはそこそこ重い。
そのバイクを押して走ってエンジンをかけるなんて、
想像しただけで大変な気がしたけど、やってみるしかない。

少し広い場所にバイクを移して、ギアを2速に入れる。
クラッチを握ったまま押して走り、スピードがのったところでクラッチを離せばエンジンがかかるはず。
これまで必要に迫られなかったのでやった事はなかったが、方法だけは知っていた。

一回目押して走る
意外とその気になれば、押して走れるもんだ。
スピードがついたのでクラッチを離す。

ボッボッ ッッッ……

失敗
やっぱり無理なんだろうか
けど少し掛かりかけたような…
もう一度やってみよう。
今度はチョークを少し引いた。

押して走ってスピードがついたらクラッチを離す。

ババババババッッ

やった 成功した!
これで帰れる。

途中でガソリンが底をついたのでガソリンスタンドに寄ったけど、その時も押し掛けした。

ちょっとかっこ悪い(笑)

帰ってからテントのグランドシートを作った。
最近のテントは軽量化を進めるあまり、生地が薄くなりすぎてすぐに穴が開いたりするそうな。
それで地面と接する床面を保護する為にオプションでグランドシートが売られている。
もちろん重さはその分増すし、布一枚にしては値段もそこそこ。
テントの寿命を伸ばすためには必要だと思うけど、なんか理不尽な気持ちがしないでもない。

純正品には心動かされるけど、ここはまず自作することにした。
作り方は簡単。
大きめのレジャーシートをテントの床面の形に合わせて切り抜く。
シートはコーティングされていて、切った部分がほつれてくることは無さそうだったけど
端の部分は折り返して両面テープで接着しておいた。

重さを量ると330g。純正品は200gなので少し重い。
その分、布地は厚いのだからテントの保護には役立つだろう。
バックパッキングの旅を快適に続けるには、
なにより荷物の軽量化が一番。
軽量化して荷物を減らしても、
そこそこの快適性は保ちたい。
そのために知恵を巡らす。

肉体を鍛えて重い荷物を担ぐって手もあるけど、
そちらは自信がないのでパス(笑)


持ち物は色んな組み合わせで構成されてるので、
どんな組み合わせにするか悩みどころだけど、
そんなことを考える時間も楽しい。

装備はすべてリストアップして、一つ一つを秤で計量してます。
省けるものはすべて省く。

たとえばインスタントコーヒー
中身は50gでも瓶は145gあった。
袋に移し変えて瓶の分軽量化成功。

お抹茶も缶だけで30gあった。
フィルムケース(5g)に移し替える。

何気なく持っていた箸とフォーク、ナイフ、スプーンの食器セット118g。
フォーク、ナイフは使う機会がまずないので装備から省く。
箸を入れていた箸箱も42gあった。
箸とスプーンだけにして39g。
これで79gの軽量化。

いつも持っていたヴィクトリノックスのナイフ 125g
一度も使わなかったので装備から省く。
調理にはまな板の必要のないハサミを使用。34g
ナイフの代わりにはカッターナイフでも持っておこう。21g

衣類は100円ショップで買った圧縮袋に入れる。
これは軽くはならないけど、嵩が小さくなって荷造りに非常に便利。


軽量化の為に省いたけど、
快適じゃないので逆に重くても増やした装備もある。

寝る時に使うマット。
銀色のロールマットは約200g。軽くて良いと思った。
けど冬場だと地面からの断熱効果がイマイチで寒い。
だから空気を入れるタイプのマットに変更。
これは約600gなので+400gにもなる。
しかし寝心地は格段の差がある。
ちゃんと眠れるかどうかは重要な問題なので、
少し重くてもちゃんとした物を持つ。

ヒゲソリのT字カミソリは7g
軽くていいけど、公衆トイレの洗面台で髭を剃るのは勇気が要った(笑)
清潔感を第一にしたいので毎日ちゃんと剃りたい。
だから電池で駆動する小型のシェーバーを調達した。
立派なプラスチック製のケースに入っていたけどケースは30gある。
本体だけを取り出して袋に入れる。電池込みで約110g



装備品の中で一番比重のありそうな物はコンロだろう。

ガソリンや灯油を使うタイプのコンロは、
信頼性も高くてランニングコストもかからないので好きだけど重いのが難点。
本体と燃料など含めたら約1キロにもなる。

キャンプ用の専用ボンベを使うタイプのガスコンロは、
どんどん小型軽量化が進んでパッキングしやすいのがメリット。
けど専用のボンベは専門店でしか手には入らないし高価
それが気に入らないので僕は一つも持っていない。

普段使ってるのはカセットボンベを使うタイプのガスコンロ
カセットボンベだとコンビニなどでも手軽に入手できるので安心。
しかしこのタイプのコンロはメーカーが本腰を入れて作っていないせいか、
種類が少なく軽量化も進んでいない。
イワタニのジュニアバーナーは本体だけで266gある。
カセットボンベは新品で360gなので、セットにすると626g
これで最大火力で1時間くらい燃焼できる。
今のところベストな選択だと思ってる。

今度試してみようと思ってるのは、
アルコールを燃料にするタイプのバーナー
スウェーデンのトランギア社から発売されているアルコールバーナーは重さ110g。
50ccのアルコールで25分燃焼できるとカタログに書いてある。
燃料のアルコールもホームセンターや薬局で比較的手軽に入手できるらしい。
だが店によって価格にはバラつきがありそうだ。
近くのホームセンターで探してみたが、
500ccの燃料用アルコールが268円と500円の2種類あった。
燃料用アルコールの成分はメタノールとエタノールで構成されていて、
高い方はエタノールが30%
安い方はエタノールが20%
高い方には「火力が強い」と書いてあった。
今日は安い方を買ったけど、果たしてどれくらい違うものなのか
これは今後の実験課題だ。
価格が2倍ほども違うので見過ごすわけにはいかない。

ランニングコスト的には500ccで250分燃焼できる計算になるので、
カセットボンベ(約100円として)と概ね同等か安くつく。
アルコール500ccの重さはボトル込みで443g
バーナーとセットにすると553g
あとトランギアのバーナーには別売りのゴトクも必要になるけど、
トータルで考えて十分軽量しかもコンパクト。
火力に問題がなければメインで使えるコンロになるかもしれない。


なかなか奥の深い世界。
まだまだ知らない良いアイデアがいっぱいあるんだろうな。。。
他にも何かいい知恵があればどんどん教えて下さい!
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新年あけましておめでとうございます!

旧年中はお世話になりありがとうございました。
今年もよろしくお願いしますm(_ _)m

新年はお屠蘇(トソ)でお祝い…
してますか?

最近「お屠蘇」知らない人が多いみたい。
僕は好きなんですが。

興味ある人は是非試して下さい。
薬局に売ってます。
中身は薬草のティーバックみたいなので、日本酒に浸して薬草酒にして飲みます。
無病息災長寿を願って

それでは、今年もあなたに良きことが雪崩のごとく起きます
いきなり四国から飛んで熊野街道とは、、、
びっくりされるかもしれませんが

僕が生まれ育った地域は、大阪と和歌山の中間点にある古くからの城下町で
紀州街道と熊野街道が通っています。

以前からそれらも歩いてみたいと思って資料や古い地図を調べたりしていました。
ここ最近、体がなまってきたようなので
トレーニングもかねて少し歩いてきました。
距離は10キロほどです。

天気も良く気温もほどほど。
近所にもかかわらず、これまで見たこともないような綺麗なお寺や巨大な楠。
歩くことで発見できることの多さ。
歩くことの素晴らしさを感じることの出来た一日でした。


四国を歩き&野宿で遍路して身に付いたもの。
それは、

野生感覚

だと思います。(現時点でですが)

どんな感覚か説明するのは難しいけど、
たとえば、
寝ていても侵入者を警戒してどこか緊張感を持っていたり、
宿で布団を提供されても、誰かわからない人の気配の残るものを使うより
自分のシュラフで寝た方が安心して眠れたり、

他にも色々あると思うけど、
そーゆう感覚を持ち生活することは、生きる実感を味わえるというか
僕にとったらとても気持ちの良いことです。
そして、家にいると無くなるもののようです。

「ここは暖かすぎる…」
四国から帰って寝た翌朝一番に感じたことです。


さて今年もあとわずか。
皆様一年ありがとうございました!
どうぞ良い年をお迎え下さい。

(と言っても年越しの感覚わかないなぁ、そろそろ旧正月でお祝いしてもいいんじゃないでしょうか…
なんて思う人、他にもいるんじゃないかな)
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いま瀬戸内寂聴さんの「手鞠」という本を読んでます。

これは良寛さんと、良寛さんに想いを寄せる尼さんの物語です。

読み始めたきっかけは、
7年間お遍路をしていたおじさんは、仏教の事にも詳しくて
良寛さんという人のことを話してくれたことと
瀬戸内寂聴さんが本に書いていると教えてくれたことです。

読んでみると、
遍路しながらの旅はこの小説の世界に似ていると思ったり、
こんな生き方もあるんだなぁ と思ってみたり、

お金儲けをしたり、何かを築き上げたり、
というのとは対極の世界で
肩の力が抜け落ち着いた気分になれます。