時代の変化は働き方を大きく変えてしまうのでは | 無農薬栽培 みんな集まれ!ノーマ農園

無農薬栽培 みんな集まれ!ノーマ農園

2011年春、愛知県愛知郡東郷町諸輪畑尻山90番地に、すべての人がノーマルに生きるための農園が誕生しました。その名も『ノーマ農園』。

産業革命の頃、日本もヨーロッパもアメリカもアジアの国々も皆、学者など一部の職業を除き働くことは体を使うことと直結していました。
ところが、時代が進んだ今では、仕事のほとんどが体を使わず、頭や指先でパソコンを打つことが仕事になる人の方が多くなりました。
時代の変化が、人の働き方を変えてしまったのです。

余談ですが、体を使うことと指先だけでパソコンを使う場合では、脳の活動は体を使うことの方がずっと活発なのだそうです。
体を使うことは実は脳を使うことなのですが、頭脳労働という言葉が誤解を招いてしまったようです。

そして、次なる変化の時代にはどうなるのか?
今や、頭を使う仕事については、人間よりもAIの方が遙かに優秀な分野が多くなってきました。
では、人は何をすれば良いのでしょうか?
それは、人間に与えられた体を使って働くことになって行くのではないかと想像します。
それは、単に体を使うというのではなく、AIやインターネットを利用して一人の人が体を使うことで多くの作業ができる働き方です。

ショッキングで急激な時代の変化になった際には、価値あるものやサービスを生み出せる人にならないと、必要なものが手に入らないことになります。
衣食住は生きるために最も基本的な営みであるので、これらを得るために自らが作り出した価値と生きるために必要な価値とを交換して手に入れることが必要になります。
その準備を今のうちにしておいた方が良さそうです。

ウクライナでもパレスチナでも能登半島沖の被災地でも、人がいる限り経済は動きます。
被災した地域が限られている場合は、正常な地域からの救援物資が届きますが、世界全体が被災地のような状況になったとき、それぞれが自分が生み出した価値と人が作り出した価値とを交換して生きることになるのです。
生きる力が試される事になります。