問題解決のために買う | ヒーリングサロンALan'a

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Le'aさんのスピリチュアル珍道中

またの名を一生かけてするビジョンクエスト

一人お遊びヒーリングサロンです

何もないところを探索しつづけたり、先に進むのを怖がったり、道に迷ったり。

初見のリアクションは、初見の時にしか取れないのだ。



面白い動画を見ました


彼女は大学時代、大変な思いをしてメタフィジカルな世界へ入ったと言います


しかし人間だもの


素敵なYouTuberが紹介してるものはすべて持たなきゃ!という気分になります


しかし実際に使うのはほんの少数……


それから転機が訪れます


そういったショップで働くようになり、考えることも出てきたそうです



みんな、メタフィジカルなものを買うのは"問題解決"を期待して、だといいます


ですがそうしてたくさんものを買うのが問題解決になるのでしょうか?


クリスタルは素敵らしいいこともある。だけど、そのほかに問題がないか?


楽しいから買っているのか?コントロールのために買っているのか?


いずれにせよ、どちらなのかを把握して、計画的にね!と、そんな感じの内容




精神世界と人生のバランスと消費社会の問題ですね


お金がすべて解決してくれるという無意識の思い込みというか、何か問題が起これば「モノを買え」「増やせ」という思い込みです


足りないと思ったら増やしてしまう考えです


問題解決のために買う、というのは例えるなら、


釘が緩んだ。よし、ドライバーを買ってこよう。なんなら釘も新しくしよう。


みたいなことです


(この反動で断捨離があります。しかしながら断捨離というアイディア自体が多くの人にとっては消費にしかならないと個人的には思っています)


精神世界的なことは目に見えません


自分を変えたいとき、自分にはどうしようもないとき


そういったときに立ち現れてくるモノです


それを私は否定しません


絶望との距離が少し遠くなるからです



ただやっぱり……



占い師をしていたころ、目標にしていたことがあります


それは「占いが要らなくなる占い」です


占いを求める方の多くにcontrol issueを持ってられる方がおり、周りの環境や人生、努力の結果を思い通りにするために(あるいは不安すぎて先が知りたくて)占いを利用されます


占いにはたくさんの利点があり社会的役割はあると信じています(問題ももちろんありますが)


ですが、占いの用い方で"健康的な"ものと"オススメできない"ものがありました


占いなんて人生でなくてもよいのです


なのに、突然出会って、悩んでいることを言い当てられ、涙を流す……そういう方々も見てきました


ですから占いはないほうが社会のためか?と言われるとノーです


一方で、占いに何回も何回も通い、なんとか今の問題をなんとかしたいと必死な方もおられます


そういった方はもちろん大変な人生の変化をくぐり抜けているのですから、お手伝いできることは精一杯させていただきます


占いですべてを解決することはできません


少なくとも私の占いでは他人の自由意思を奪うことはしません


他人の不幸も喜びではありません。業になります


一方で占いは内観を助けます


物事を深く考え、さまざまな角度からアプローチすることを助けます


問題点を浮き彫りにすることもできます


勇気づけ、行動の後押しができます


古来からの「こうなれば、ああなる」という人生の知恵を借りることができます(おばあちゃんの知恵袋みたいな)