『霊視』はつくれる | ヒーリングサロンALan'a

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Le'aさんのスピリチュアル珍道中

またの名を一生かけてするビジョンクエスト

一人お遊びヒーリングサロンです

何もないところを探索しつづけたり、先に進むのを怖がったり、道に迷ったり。

初見のリアクションは、初見の時にしか取れないのだ。

『霊視』について書きたいと思います。


私自身ビジョンをみますし、けっこう当てるので霊視自体には否定的ではありません。


ですが占い師の立場から、これはな〜〜というものもあるので、それをシェアしたいと思います。



この記事の内容、悪用厳禁ですよ。



占い師の立場になると、いかにクライアントさんが歩み寄って「当たった」ことにしてくれるかを知っています。


どれぐらいコールドリーディングがとおるか、少し例を出してみます。



「最近ストレスが溜まっているようですね。一人で抱え込みがちな性格なのではないですか?」


※占いに来る時点で悩みを一人で抱えている可能性は高く、そういう人はそれを指摘されると喜ぶ

「いや、私はオープンに話すタイプです」とかえってきても「だとしたらそれだけ深刻な悩みなんですね」と返せるので外れない。



「肩こりや頭痛がしませんか?」


※現代人は目を酷使しているためこれも確率が高い。ここから「取り憑かれていますよ」や「職場に嫌な人がいるのでは?生き霊がみえます」などと繋げられる。言われたらドキッとしませんか?


または、「一人で抱えている重荷が肩にのっているからなんですよ」とも持って行けます。大した質問ではないので「違います」とかえってきても「では…」と次へうつれます。「言われてみたらそうかも?」という反応がおそらく多いです。



「人に気を使いすぎるほうで、自分のことを後回しにしがちではないですか?もっと自分を大切にしなさいとメッセージがきていますよ」


※言われて嫌な人はあまりいません。ピンとこないとしても「気付いてないだけかも」で通ります



このようなかたちで読めば誰にでも当てはまりそうなことを言っているように思われるようなことでも、セッション中という特殊な空間、占いや霊視を依頼しているという状況だと、当たっている!となることが多いです。



余談ですが、私が経験したコールドリーディングは「グラウンディングできてるわね」と「グラウンディングできてないわね」でした。(両方言われましたw)


「そうですか、それは不思議ですね。〜〜という状況にあってなおグラウンディングしてるとは」「前には真反対のことをおっしゃってましたよ。その間にいったい何があったんでしょうね」などと返事をして困らせたことがあります。


これが手口を知っていることの利点です。相手のペースに合わせることも、のまれないよう身を守ることも可能です。


そのため、極端ですが宗教勧誘を受けて感謝されて帰ってもらうことも可能です。



(ちなみに私が現役時代は可能なかぎりコールドリーディングを避けていました。できると知っているだけです)


コールドリーディングかどうかはどれだけspecficな(特定の/個別的な)情報が出ているかをみます。


というわけで、実はコールドリーディングは、二番目に使うと効果的です。


では一番目に使うのはなんでしょう。


ホットリーディングです。


現代はホットリーディングがとてもしやすいです。


私がこのブログに書いたことだけでも相当『霊視』できると思います。


これがTwitterやFacebookとなれば、その場その場では断片的な情報なので当人が忘れていることでも、実際にはかなりの情報量があります。


ホットリーディングとコールドリーディングと、そこに想像力を合わせれば、かなりの完成度の『霊視』が出来上がります。


この手法を使う場合、specificな情報がバンバン出てきます。なのでそこで当たっている!と考えるのは気をつけてください。


ちなみにこれで当たらない人に対しては『縁が薄い』などと言います。


なので『霊視』にはお気をつけください。


当たったと思えることよりも、どれだけ外しているかを意図してよく覚えておくようにしてください。指摘する必要はありません。心に留めておくだけで自衛になります。



しかしながらビジョンは正確で解釈を間違えた場合もあります。(よく私がやらかして反省するやつです)


映画の『ギフト』が分かりやすいです。

ビジョンの場合必ず解釈があいだに入るので、そこで間違えることはあります。


なので個人的には、全部が全部偽物と思っているわけではないです。

ただ、本物は表に出てこないはけっこう本当かなと思います。


今回はホットリーディングが楽になっていることと、コールドリーディングについてお話ししました。


相手に対して意地悪であれとはいいませんし、試すような態度でこられるのは占う側としては堪えるものがありますが、世の中悪い人もいます。


あとは最初にYesと言わせればそのあとからイェスを引き出しやすいというテクニックもあります。これはビジネスシーンで用いられるのですが、「良い天気ですね」「そうですね」という会話だけで、その後Yesをもらえる確率が上がるというものです。


危ないと思ったら、最初のYesに気をつけましょう。また、Noに対する対応策も持っている可能性が高いので、実はMaybeでのらくらかわすのがよかったりします。(気づけばコーナーに追いやられてる場合もあるので、かわす方向も要注意)