うらみ つらみ きわみ
久しぶりのブログです。昨日は、こどもの日。昨日1日、多くの生徒が、にじいろ音楽室へボイストレーニングに来てくれましたが、ほとんど10代、20代の生徒ばかり。その中のひとりは、もう5年以上通ってくれている。来た頃は10代の学生だったのに、今ではもう立派な社会人。今の課題曲は、Yung kaiの『blue』ですが、Aメロを歌ってもらうと、なんとも叙情的に歌う。思わず、『◯◯くん、本当に歌上手くなったね』と声かけると、まんざらでもない様子。ふふふ。https://youtube.com/watch?v=IpFX2vq8HKw&si=jsz8EqbGOS6Gb7jPYung kai『blue』さて、別の生徒が歌うのは、髭男の『うらみ つらみ きわみ』。髭男のファンクラブ会員の私としては、『プリテンダー』や、『Sharon』のようなしっとりしたミディアムバラード系の曲も好きなのですが、この『うらみ つらみ きわみ』のような、少しおちょくったような歌詞の中に、きちんとしたメッセージも盛り込まれ、歌詞、メロディ、歌唱の三位一体を感じる歌こそ、髭男の真骨頂だと思っております。♪あんな人間どっかで 転んでしまえばいいのになんて思いたくもないけど やっぱムカつかない?(yeah)きっと そっと 許してしまえる日が来るとしてそれもまた癪に障るし💢おお、なんて素晴らしい歌詞😀歌を聴かせていただきながら、(yeah)のところで、こぶしをあげそうになる。いかんいかん。さて、髭男と言えば、これまた20代の青年が、『ボーカルレッスンで、Same Blueを歌いたいっす』と言ったことがありました。うーん、Same Blueかあ、、、超高音が出てくる、テンポが速い、さらにこの歌は、なんと5拍子と6拍子でできており、しかも5拍子と6拍子が頻繁に入れ替わるだけでなく、6拍子を刻みながら、8分の3拍子のように歌わせる場面もある。『Same Blue』楽典を教えていない生徒に、この複雑な歌をどう教えようと、不安を抱えながら迎えたSame Blueを歌う初回のレッスン。なんと生徒は、一発で見事に歌いきったではないか。聴き終えて、『この難曲、どうやって練習したの?』と思わず質問してしまいました。いやいや、先に褒めろよ💢ーーーーーーーーLGBTとして生まれ、こどもも持てず、結婚もできない自分の生い立ちを恨んだこともありましたが、今こうして、歌が好きで、話好きな10代、20代の生徒がたくさん通ってくれていることに、本当に感謝。おかげで素敵なこどもの日を過ごすことができました。ありがとうございました。♪あんな人間にさえ「ありがとう」って言えるような未来と 自分を作り出すのうらみ つらみ はらさず 逆に愚直に自分を やけに鍛える重み (yeah)うらみ つらみ 割り切れない時に憤り それもいい それでいいうらみ つらみ きわみそれは人の強み♪ですね、藤原さん。にじいろ音楽室ばばとしひでMay you be Happy