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ガブラの小脳梗塞体験記

2009年8月29日に小脳梗塞で倒れました。医療センタ-に2ヵ月、回復期リハビリテーション病院に5ヵ月入院。退院後も後遺症やバランス障害に悩みながら、現在も維持期のリハビリに奮闘中。今それを振り返り色んな体験談や思いを綴っていこうと思います。

こういうのってアメンバー限定なのかなやはり・・・


カミングアウトした日から、二週間以上経ちました。その間に


二回、彼女とご飯食べに行きました。カミングアウトした日は


もう完全に嫌われるだろうと思っていました。


でも今も以前と変わらなく付き合ってます。


話もお互いの事をよく話すようになりました。過去の


恋愛遍歴など・・・・


 お互い言いにくいことなので、一人二人はサバを


読んだかもしれませんね。


私は多い方にね。彼女少ない方にかも(/ω\)


彼女の元彼との話には耳を疑うような露骨な表現もあり


少し驚きましたが、それだけ素直なのかと感じました。


たぶん・・・


そして、以前彼女の部屋に初めて行った時、彼女は


覚悟していたということも話ししてくれました。要するに自分が


手を出してくると・・・


手をださなかったので、ほんとに好きなのかなと


感じたらしいです。そう思うものですかね?


元彼の影響でしょうか?


正直私は全く下心なかったです。そういう勇気もなかったです。


仮にムラムラしたとしても嫌われると思い何も


しなかったと思います。


これまで、多少のスキンシップやギュッと抱きしめることは


ありましたが、タイミングも掴めず未だ一線は超えていません。


私にもその勇気が出てきません。しかし、彼女が


そういうことで愛情を測るのであれば早くしなければと


ちょっと焦っています。


初キスもつい二日前にです。何十年ぶりでしょうか


一般の女性とは(^▽^;)


抱きしめた後、やさしく唇を重ねました。しかし大胆にも


彼女のそれはディープなものでした。舌をぐりぐりと私の


口の中に・・・驚きました。というか少し引きました(゚Ω゚;)


これも元彼の影響でしょうか?


まあ、大人の女性ですのでね。私の方が経験少ないし


子供ってことでしょうか。












思うに、世の結婚を意識したアラサー女性は、契約社員など


そういう対象にはまずしないだろう。絶対ないな。


うん、間違いない。


その上、安月給で中途半端な障害者でなんの取り柄の


ないおっさんなど考えられないであろう。


木曜の夜、彼女に会うまでの私のマイナス思考は膨れ


上がる一方でした。


私が契約社員であることをカミングアウトしたあと


彼女の答えがこの日出ないにしろ、この夜が最後の


つもりで、誠意をもって、また今まで以上に楽しませて


あげようという思いで接しました。


食事も普段行く回転寿司ではなく予約しておいた


普通のお寿司屋に連れて行きました。


この日の彼女はこれまで以上に笑顔も多く、食事中も


盛り上がり喜んでいました。このあと彼女の気持ちを一気に


冷ませ、不安にさせることを告げないといけないと


思うと切なく感じ、カミングアウトせずこのまま付き合って


しまおうかと、悪魔のささやきも・・・・。


屈託のない彼女の笑顔をみると裏切るような気持ちに


なっていました。


お寿司屋を出た後は海の見える港へと、車を走らせました。


この日に限って、彼女のテンションは高め、自分もブルー


な気持ちを押し隠し、オヤジギャクを連発。普段スルー


する彼女が反応してる( ̄ー ̄;


そして、錦江湾の大海原を前に車を止めしばらく


たわいのない話をし、一瞬沈黙が訪れた時に


勇気をもって「ところで、話変わるけど実は自分・・・」


切り出しました。自分の心臓の鼓動をこんなにも感じた


ことはありませんでした。


今の収入など全てを告げたあと、黙り込んだ彼女の顔を


覗き込みました。


すると、なぜかニコニコしたままでした。( ̄□ ̄;)!!


そして彼女の口から


「契約社員で何か問題があるのですか?


今の時代正社員の方が少ないのではないですか?


それに体を壊してから以前の会社辞めたのだから


しょうがないですよ。働けるだけで十分で


はないですか?私も給料少ないですよ」


私は何か込み上げるものを感じ目頭が熱くなりました。


その後しばらく何を話したか覚えてません。


知りあって二ヶ月と少し、今まで告白などせず付き合って


来ましたが、私はあらためて彼女に好きであることを


告げ、これからも付き合ってほしいと告げました。


彼女は「これからも、よろしくお願いします」


言ってくれました。


小柄な彼女の大海原のような広い心に


包み込まれたような一夜でした。


私は色んな意味で責任を感じ、彼女を大切にしようと


誓いました。









彼女の事を思えば思うほど、好きになればなるほど


切なく、苦しい思いをしております。


その訳は、私が正社員ではなく、契約社員だからです。


私は彼女に自分が契約社員であることをまだ


伝えていません。


出会った頃の私は聞かれたら普通に言うつもりでしたが


タイミングを失い、言うに言えずに今にいたります。



というのも、結婚を意識する30過ぎの看護師で自立した


彼女はしっかり者でプライドも少なからずあるでしょう。


その彼女が私が契約社員と知ったら、おそらくショックで


私との交際はきっと終焉を迎えるにちがいない。


私も彼女を失いたくありません。


しかし、今の自分が彼女に本当にふさわしい男か自問自答


しても答えは一つしか出てきません。


今度の木曜日会う約束をしてます。


この日伝えようと思います。


「契約社員だけど、これからも君と付き合いたい 大好きだ!!」


だなんて言う勇気もない(゚_゚i)


「契約社員? そんなの全然気にしませんよ」なんて


言ってくれないかな、そんな甘いことを考えたりもします。


いずれにせよ、自分の彼女に対する感情をぶつけるの


ではなく、彼女の思いを尊重するつもりです。