6月読書 | Daily のこちゃん

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いつもは会えなくなった人とも、つながっていられますように!

 ・・・って、もう8月終わりやのに・・・。

 手帳に読んだ本のタイトルだけメモってるんですが、書いてあること見ても、ホントに過去です(T_T)

 真剣に1学期忙しかった・・・そして始まる新学期。


①「問題があります」佐野洋子 ちくま文庫

②「過去と記憶のリ・メイキング 学校時代の『事件』に出会いなおす方法」府川源一郎 太郎次郎社

③「けいこちゃんのゆかた」庄野潤三 新潮社

④「ホームレス歌人のいた冬」三山喬 東海教育研究所

⑤「いきのびる魔法~いじめられている君へ~」西原理恵子 小学館

⑥「世界はもっと豊かだし、人はもっと優しい」森達也 晶文社

⑦「末裔」絲山秋子 講談社

⑧「短歌の友人」穂村弘 河出書房新社


 内容を覚えているのは、②・③・④・⑤ですね・・・。毎月本読んで、内容半分しか覚えてへんて、どういうことなんやろ・・・。時間の無駄やわ・・・。


 ②はK先生にお借りしました(2冊一緒に貸してもらったのに、もう一冊は全然手をつけてない・・・いけない)。教員志望の学生さんが、一番印象に残っている「先生」に、印象に残っている事件について手紙を書いて、そのリアクションについてレポートするというものです。

 教員の側からすると、いい思い出で手紙もらうのはいいけど、いわゆる「指導」したこととか、授業で間違えたこととか、指摘されるのってつらいなぁ(笑)

 レポートで報告されているリアクションも、涙がでそうなほどあったかいものもあれば、オトナゲないなーって腹が立つものもあって、いろいろやなーと思いました。

 とりあえず、教員としてはどんな思いがあって「指導」したことでも、それが生徒の心に傷となって残っているという事実があるのであれば、それは虚心に反省し、謝罪もしなければならないと思います。

 生徒として、そういうレポートがあれば、どの先生にお手紙書くかなー。


 ③昨年、「The Books」で紹介された本を読んでいて、庄野さんのエッセイを知ったので、1年たったしまた読んでみました。庄野さんと奥様のお二人が、牛脂でお庭に来るトリを楽しみに観察していらっしゃる様子が、たまらないです。お子様も独立なさった後のお二人が、実家の両親に重なるからでしょうか。寂しさと温かさの絶妙な混ざり具合・・・これがワビサビか。。。


 ④K先生主宰の勉強会で、いつも朝日俳壇を用いて、気に入った句とともに近況を報告するというコーナー(?)があるのですが、その新聞を用意していて、何年か前、この本が紹介されていたのを見つけました。たまたま図書館で見つけたので読んでみました。

 この情報社会で、ホームレス歌人一人を見つけられないということが痛快でした。

 これだけ騒ぎになっても、名乗り出なかったホームレス歌人さんも、・・・何か事情があったのかもしれないけど・・・根性据わってるなーと思いたい。


 ⑤
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 そう、この本、すごい良かった~。

 これから買おう・・・。最近、絵本も好きです(^^)