忘れもしない阪神・淡路大震災から今日で18年がたちました。
震源地の淡路島からすぐのわが町神戸市垂水区は、被害は少ない方でしたが、それでも9階建ての3階部分の我が家は一部損壊で、外壁はメキメキとヒビが割れ、家の中もかなりの物が壊れたり、タンスがずれたりしました。
9階の友人宅では靴を履かなければ後片付けが出来ないほど家の中がめちゃくちゃになりました。
ここに引っ越す前にいた東灘区のマンションは全壊、新婚時代を過ごした尼崎のマンションは、ニ階が落ちて一階の駐車場を押しつぶし、マンションごと隣の一軒家に倒れ掛かるという悲惨な状況で、もしここに住んでいたなら今、命はなかったと思います。
あの日、ベランダからは遥か遠くに長田区の大火災の黒い煙が立ち上っているのがずっと見えていました。
余震の前に必ず起こる地鳴りの音が恐怖で、道をがれきを運ぶトラックが通っても震えてしまったのを昨日の事のように思い出します。
あの日を境に自分の考え方も随分と変わったと思います。
人生いつ何が起こって明日がどうなるかもわからない・・・
犠牲になられたたくさんの方達のためにも今日という日を精いっぱい生きて行かなければ・・・
毎年1月17日を迎えるたびに強く自分に言い聞かせています。
今日はコメントを閉じさせていただきますね、
犠牲になられた皆さんやご家族の方々に心から黙祷をささげます。