こんにちは、野地デンタルクリニック院長の野地です。
暑い日が続いていますが、皆様おげんきでしょうか?
先日子どもが通っている算数塾の先生との保護者面談に参加して参りました。
その面談では、子どもの現在の塾での様子を先生がどのように捉えているかを教えて頂いたり、
学校や家庭でどのような接し方をしているか?等を話し合いました。
そのお話の中で特に印象深かった事柄は、「親は余計なことをしない」と言う事。
でも私これとても共感できるのです。
私自身が歯科医師になったとき、毎月の症例検討を行う際には私の師匠の先生は症例検討に対してなにもコメントを下さいませんでした。
来る日も来る日も・・・
なにか教えてもらえるのではないか?
と期待して勉強会に赴くのですが、一向に教えてくださらない。
時々、ふっとコメントを一言二言頂くのですが、「間」が絶妙なのですね・・・
思い返すと、発表に際して分からない事を悩んで悩んで・・
悩み抜いた末にどうしても分からないとなって口から出た疑問には
たまに、コメントを下さっていた様に思います。
そのようにして得た「知」や「経験」は10年経っても20年経っても忘れません。
セミナー形式で、その先生が手取り足取り教えてくださったら、恐らく頭に残らなかった事でしょう。
症例検討を発表するまでの準備、更にもっと前に患者さんの治療を行っているときにずっと頭で考えて、手を動かして・・・。
発表にも頭で考えて・・・。
誰かの講義をただ聴いているだけでは、得られない事だらけなんですね。
子どもの塾も、授業中先生が教える事は一切ないそうです。
本当にその人の成長を臨むなら、「邪魔をしないこと」こそが大切である事を再認識しました。
もう一つこの塾の先生のお話には続きがありまして・・・。
「その子が興味を持たない事は伸びていかないし、伸びていくように興味を持たせること」が重要とのこと。
患者さんへの歯磨きやメンテナンスの習慣。
はたまたスタッフ教育まで様々な現場で、ある程度共通する事柄の様に痛感します。
長野で歯周治療を熱心にやられている北川原健先生は、本当にその患者さんが「どう磨いたらよいか?」を考えてこない限り磨きかたを教える事はなかったそうです。
なかなか難しい事です(笑)
最後まで読んで頂きましてありがとうございます。
当院では「あなたの生涯の健康を守るお手伝い」を志しております。
お子さんの年齢や状況に応じた仕上げ磨きの個別指導
大人の虫歯や、歯周病治療。
虫歯や歯周病の予防など「歯を残す」という手段を最優先に致します。
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