神田祭が終わり、梅雨にさしかかろうとしていますが皆様お元気でしょうか?
現在、6月末に行われる大きな歯科学会の実行委員で活動中の為、歯医者さんのお仕事以外の仕事でバタバタしております。
歯科学会も色々あります。
私が今取り組んでいる会は、大学の研究とは違い患者さんの治療や治療経過について議論する会です。
新しい材料は、効果があるのかどうか?
似たような症例を集めて、有効な治療方法を検討したり
いろいろ患者さんと相対する中で生まれてくる事柄を、検討研究するのですね。
タイトルは、シェークスピアの「ハムレット」の引用です。
歯医者さんのお仕事は、患者さんとは一期一会で治療が終わってしまったらお終いではなく、
ながーい時間をかけてお付き合いしていくようなお仕事なのです。
その為、治療に関してはよく患者さんとこのようなやり取りになる事があります。
患者さん 「先生この黒いところ、虫歯ですよね? 削って直したいのですが・・・」

写真の丸印
私(・・の中ではこんな感じ)(・・・確かに虫歯だけど、多分慢性化しているよね・・)
(食事やお手入れの仕方次第では大きくならないのじゃないかな・・・)
私 「確かに虫歯ですが、慢性化している様子なのでちょっと待ちましょう」
患者さん「えっ!(←ちょっとヒキ気味)
かくして私は、患者さんにとっては「虫歯が大きくなるのを楽しみに待っている歯医者さん」になるのでした(笑)
笑い話っぽく書きましたが、説明が足りないと本当にそうなってしまいそうなシーンです。
虫歯には急性の虫歯と慢性の虫歯があります。
急性の虫歯は数年で大きくなってしまいます。
しかし慢性の虫歯は20年かけても変わらない事が多いです。
急性の虫歯と誤認して詰めものなど入れた為に、のちのち2次災害にみまわれたり・・・
削ってつめさえしなければ、後々神経を失う羽目にならなかっただろうにという事も多々あります。
その為、患者さんが虫歯! っと思っても結構治療をしないで様子を見る事があります。
その代わりに虫歯が進行しないように、お手入れのチェックと食事の仕方に虫歯の出来やすい感じがないかをチェックするわけですね。

ちなみに先ほどの方の17年後です。特に治療もしていませんけれども虫歯の進行もしていません。
治療は「攻め」ないといけない時もありますし、「待つ」時もあるという事なんですね。
この見極めは唯一「患者さんとのお付き合いの中」で見えてくる物なのです。
最後まで読んで頂きましてありがとうございます。
当院では「あなたの生涯の健康を守るお手伝い」を志しております。
お子さんの年齢や状況に応じた仕上げ磨きの個別指導
大人の虫歯や、歯周病治療。
虫歯や歯周病の予防など「歯を残す」という手段を最優先に致します。
是非ご相談下さい。
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