夏休みの過ごし方
こんにちは。
歯を残す生涯のかかりつけ医 野地美千代です。
お立ち寄りくださり、ありがとうございます。
お子様がいらっしゃる方は、
学校が夏休みに入り、お子様方が家で過ごす時間が、長くなっていらっしゃる方も多いと思います。
休みでゆったり過ごすことも、大切ですね。
ただし、生活リズムがどうしても乱れやすいです。
食事のタイミングや歯磨きの質も、変わっていませんか?
ダラダラ食べてしまう、歯磨きを忘れてしまうなど、
むし歯のリスクが高まる行動に、気をつけてくださいね。
お読みくださり、ありがとうございました。
むし歯 = 治療 ではないのです
歯を残す生涯のかかりつけ医 野地美千代です。
お立ち寄りくださり、ありがとうございます。
集団検診でむし歯を指摘されて、歯科医院にかかったら、
「治療しなくていい」
と言われることがあります。
逆に、
歯科医院で「むし歯の治療は必要ない」と言われていたのに、
学校健診で「むし歯がある」と指摘された
という場合もございます。
・・・そういわれたら、
どっちが本当??と、
混乱してしまいますよね。
むし歯とひとくちに言っても、
その程度には、大きな幅がございます。
学校健診など、集団健診では、
疑わしいものを、歯科医師の管理下にするきっかけを作るのが目的です。
ですので、少しでも疑わしければ、
むし歯あり
歯並びに問題あり
などチェックが入ります。
でも、もしそれがごく初期のむし歯であったり、
慢性のものであれば、
予防措置に重点を置いて、すぐには治療しない選択肢を選ぶことが多いです。
そのため、冒頭のようなずれが生じるのですね。
ただし、気をつけていただきたいのは、
治療の必要なし というのは、
何もしなくていい、わけではありません!
今までの習慣をそのまま続けていれば、悪化するのは目に見えているので、
今まで以上に予防措置が必要です。
毎日の歯磨きの質、
定期検診にしっかり通うこと、
食事の仕方と内容、
などなど、注意を向けてくださいね。
今日もお読みくださり、ありがとうございました
。

集団検診の目的
こんにちは。
歯を残す生涯のかかりつけ医 野地美千代です。
お立ち寄りくださり、ありがとうございます。
今日は学校健診について。
「学校で歯も健診を受けているから、歯科医院でわざわざ定期検診を受けなくていいのでは?」
というご質問をいただいたことがございます。
みなさま、どう思われますか??
・・・・・・・・
集団検診と、歯科医院での定期検診では、
その目的や精度が異なります。
まず、集団検診では、
設備や道具も限られている中、わずかな時間で行う必要があるので、
精査はできません。
リスクの有無を判断するもの、という感覚です。
私自身も、集団検診を行ったことがございますが、
ざっと見て、疾患の疑いがあれば、
「歯科にかかってね」
となるのが集団健診。
一方、歯科医院での定期検診は、
器具や設備が整った中で、しっかり時間をとって精査します。
過去のデータも踏まえて、判断することができますので、
もし、疾患があったとしても、
すぐに介入が必要なのか、まだ予防的処置で間に合うのか、など、判断できます。
侵襲を可及的に少なくし、長期的な予後が良くなるように考えます。
きっかけを作るのが集団健診、
個々に合わせた対策を取れるのが歯科医院での定期検診、
そんなイメージで捉えていただけると、良いと思います
。

いずれも、早期発見・早期治療のために大切なシステムですね
。
