「お、もういい時間だよ。」


 オーダーストップ過ぎちゃった?
 

「まだ言われてないけど、ずいぶん話し込んじゃったね。」

 

「それでどうしようか。」
 

「オーダー?」

 

 チーズケーキ食べたいな。
 

「そっちもだけど。」

 

「ああ、会社の話ね。」
 

「メディアサイトをまとめるのはどう?」
 

「それだと確かにイチからやらなくていいね。」

 

 わたしもそれなら手伝えるかも。
 

「失敗したらどうしよう。」

 

「逆逆、失敗が普通。」
 

「そっか。」
 

 そうなの?

 

「こういうのは10個やってみて1個うまくいくかいかないかだって。」

 

「そうかあ。」
 

 由美さんは自分でもうある程度やってるじゃん。

 

「そうだけども。
共感してくれる人に助けてもらってるだけだよ。」

 

「だからいいんじゃない。」

 

「…なんかグッときちゃった。」

 

 苦労した話、ずいぶん聞いたもんなあ。
あれ?わたしお邪魔かなあ。

 

「そんな、ことはないよねえ。」
 

「先輩には聞いててもらわないと。」

 

 ずいぶん年下の先輩だけどね。

 

「あはは。」
 

「たまに鋭いですよね。」

 

 なあに?いい雰囲気じゃん。
もしかして付き合ってたりするの?

 

「…んん、どうなのかなあ。」
 

「僕は嬉しいけどなあ。」

 

 いいんだけど、仕事は仕事だからね。

 

「はい」

「よろしくお願いします」

 

 

「仕事ってさ、ある程度リスク取るじゃん。」
 

「そうね、単純作業ほどリスク取らないから安いんだよ。」

 

 社長もその辺はわかってるでしょ。

 

「リスクなしにリターンなんか無いからね。」

 

「そうだね。リスク取らないでリターンだけ取ろうなんて考えが甘すぎるんだよなあ。」

 

「バレなければという考えが信用うんたらとか甘すぎ。」

 

 なに?またハゲの話?

 

「そうそう。」
 

「時にはお客さんの代わりにリスク取るのも仕事なんだよねえ。」

 

「あれだよ?犯罪的なものは受けないけどね。」

 

 それはそう。
 

「そうだね。そのリスクをどれだけ細かく分析して、ここまでならいけるって見積もりを出すのも仕事なんだよなあ。」

 

「もういっそ踏み込んじゃって相手と交渉したりもするしね。」

 

「本当に経営者なの?」

 

 まさかエアプ?

 

「それは笑う。」
「笑える。」

 

 

※この物語はフィクションです。登場する人物や団体は実在する人物や団体とは一切関係がありません。

 

※この作品は2024年10月26日にnote.comに掲載したものです。

 

 

 

「あとあの自称哲学者!」

 

 どした?
 

「まだあるの?」

 

 なんだっけ、教授でもない片手間なわりによほど優秀なのかと思いきや、大したこと無い人だっけ。

 

「そう。空っぽの人。」

 

 またなんかあった?

 

「一日中唸っていればそうなのかってさ。」

 

「ばかなの?そういうことじゃないでしょ。」
 

ばかだねえ。

 

「まだその道に長けた学生のほうがよほど哲学してるって。
 

勢いで目立って収益目的なのが見え見えなのよ。」

 

「ああー、もう炎上しないとわかんない人なんだろうね。」

 

 

  1. それらしいことを言って人を集めます

  2. 紹介記事で恩を売ります

  3. しばらくそれらを繰り返します

  4. 学びの場というハードル低めのサブスクに誘導します

  5. 実際学べるかどうか実践するかは個人差があります

  6. 結果が出るかは本人の技量によります

  7. 解約を忘れます、または5に戻ります

 

「生産性とは」

 

「これはあれだね、情報商材のサブスク版だね。」

 

 情報商材の方がまだなんか中身がありそうだけど。

 

「いや、結局実践して結果が出るなんて人によるしね。
結果が出ないのは本人の力量不足と言ってしまえば返金する要件にもあたらないでしょ。」

 

「そこが情報商材の闇だよねえ。」

 

 闇というか沼だよね。
 

どんだけノウハウコレクターが引っかかってくれるかじゃん。

 

「まあ証拠は残っているわけだから、後々結構な金額になって集団訴訟もあり得なくはないんじゃない?」

 

 結構それで大変なことになってる人もいるんだっけ。

 

「商品のやり取りは実際にあって、役務は果たしているように見えても募集の仕方がまずくて返金しろってケースもあったんだっけ。」

 

 

 結局、一貫して考えが浅いんだね。

 

「そう。言ってる事が的外れなのもそうなのよ。
考えてはいるんだろうけど、肝心な実力とセンスが圧倒的に足りてない。」

 

「なにか、もやもやが残るんだけどなんだろうね。」

 

 

「多分、言ってる事とやってる事と見えてる事がズレすぎてて違和感しかないんじゃない?」

 

「ああ、それか。」

 

 違和感ね、確かに。

 

 

「第一、読者だって書き手でしょ?
紹介されたら悪い気なんかしないじゃない。」

 

 ああ、そこにつけ込んでる感覚がえげつないのか。

 

「そう。つけ込んでるのが明確に立っちゃってるのよ。」

 

 なるほどねえ。

 

「となると、時間の問題じゃないかなあ。」

 

 

 

※この物語はフィクションです。登場する人物や団体は実在する人物や団体とは一切関係がありません。

 

※この作品は2024年10月19日にnote.comに掲載したものです。

 

 

 

 

「ぶふっ..あぶらぎった文系…」

 

なになにどうした?
 

「もしかしてツボっちゃった?」

 

「いやほら、オナニーのハゲを思い出しちゃって」

 

「ああ、生成AIに自分のお気持ちを評価させてる記事を恥も外聞もなく衆目にさらしているっていうしょうもない人?」

 

 オナニーのハゲは言葉が強いのよ。

 

「実際ハゲてるから..ぶっ..嘘はついてないって」

 

「身バレしてるんだ」
 

身バレしてるんかいっ

 

「…そりゃ会社名まで自分で晒してんだから登記見ればわかるでしょ…
あー笑った笑った」

 

 個人的なお気持ち書いてんのにリスク管理どうなってんの?

 

「ばかだよねえ」

 

 何やってる人なの?

 

「よくわかんない。
元新聞社勤務のコンサルとか言ってるけどねえ」

 

「何のコンサル?経営とか?」

 

「Web系って言ってるけど昔で言うSEでもないらしい」

 

 へえ、よくわかんないねえ。
 

「よくわかんないね」

 

「詐欺師?」

 

「いやそんな頭良いと思う?」

 

「そりゃそうだわ、じゃあ違うかあ。」

 

「…ああ、でもWebコンサル塾やってて生徒が数人いるのはいるらしい。」

 

「似たようなもんじゃん」
 

 ほぼ同じじゃない?

 

 まあ、じゃあそこからカネ搾り取ってるんだ。
何を教えてるんだろう、っていうか何か教えられるの?

 

「知らない。世代柄お得意の精神根性論じゃない?」

 

 うわぁ…嫌だねえ
 

「きっついなあ」

 

 

「どんな生徒さんなのか見てみたいねえ。」

 

「口半開きで目の焦点合ってない人の集まりじゃない?」

 

 ぶっ
 

「ぶはっあはは」

 

 

 …あー笑った笑った。
 

「もうやめてよあーお腹いたい」

 

「自慢系ってことは業務で何をどう成し遂げたとか言ってるの?」

 

「いやどうだろ、そんな具体的なもの見たことないなあ。」

 

 どういうこと?

 

「いやなんか、何をどこで食べたとか、どこの何の写真を撮ったとか、誰と何を話したとか。」

 

「お散歩やん」
 

ただのお散歩日記なのよ

 

「本人にしてみれば人間学らしい」

 

「きっと鏡を見ながら書いてるんだろうねえ」

 

 ぶっ
 

「…っっ、あはははは笑わせないでよもうー」

 

 

「いやだから、そんな生産的な話は無いクセに批判で使う言葉だけはね、立て板に水なのよ。」

 

 え、どんなのどんなの?

 

「えー?なんだっけ、小馬鹿にしているのか云々、口だけ言うのは何とでも言えるとか行動しない人間はなんたらとか。自分が若いなら何たらかんたら、定期的に大体そんなこと言ってる。」

 

 そりゃハゲもするわ。

 

「そうだね、草も生えないわ。
除草剤撒いてるのかな?」

 

 頭に?

 

「いやそれなら殺虫剤でしょ」

 

「殺虫したところでなあ」

 

 

 

※この物語はフィクションです。登場する人物や団体は実在する人物や団体とは一切関係がありません。

 

※この作品は2024年10月12日にnote.comに掲載したものです。

 

 

 

 

 

「人工知能が登場して何年になるんだっけ。」

 

 ん、AIの話?

 

「そう。」

 

「ビッグデータを基に一応出力するやつなら、亡くなったお父さんがまだ現役だった頃じゃない?」

 

「ああ、じゃあもう少なくとも20年以上は前か。」

 

 それがどうしたの?

 

「軍事用のものなら相当先を行ってるだろうなあって。」

 

「そうだね、
そもそも別物だろうけど。」

 

「うちらが使えるのは商用じゃん。」

 

 うん。月額いくらって形で利用するのが普通だね。

 

「そういうのって軍の技術を民間に払い下げたものがほとんどだよね。」

 

「そうだねえ、通話はおろかメッセージのやり取りまで小型の端末で出来るようになった付近の時代の話を調べると面白いよなあ。」

 

「いや、だから所詮は商用なんだよね。
軍用だったらシビアな回答もお構いなしなはずなんだよ。」

 

「ああ、言いたいことがわかってきた。
あれでしょ?商用ということはお金を落としてもらう必要がある。」

 

「うん。」

 

「だから、利用者にとって気持ちのいい答えしか出さない。」

 

「そう!」

 

「むしろ、それを極めているって言いたいんでしょ。」

 

「それ!
で、おまけに情報を収集してるんだよね。」

 

「ああー」
 

ああ、そうだろうねー。

 

「おまけというか、そっちが目的かもね。
お金を定期的にもらえる上に情報も提供してもらえる商売かあ。」

 

「一番理想じゃない?」

 

たしかに。
 

「それはそうだね。」

 

「記事書いてて、
あるプラットフォームを見て気づいたんだけどさ。」

 

「うん。」
 

うん。

 

「AIに投げた何かしらの提案ををAIが賞賛している流れを毎日投稿している人がいるんだよね。」

 

「オナニーじゃん。」
 

オナ…。

 

「ほぼそのまま載せてるから違和感しかないのよ。」

 

「どういうこと?」

 

「結果、一人称視点と三人称視点が混在してるから気持ち悪くて。」

 

「気持ち悪」
 

それは..きついね..。

 

「もっときっついのもあったよ?」

 

「ええ...?」
 

どんなの?

 

「自分のお気持ちをひととおり書くじゃん?」

 

「うん。え、まさか….」
 

あ、もうなんかわかった。

 

「AIに評価させてそれも併せて掲載しているのよ。」

 

「うわあ…商用AIに 笑」

 

 生成AIなんてただのデータベースでしょ?

 

「そうそう。」

 

「多分裏で共有されてるね。」

 

 共有?

 

「入力される情報って利用者の人格が出るからね。AIの発展には人間個体それぞれの思考に関する情報収集は欠かせない。」

 

 ということは…。

 

「うん。そうして得られた情報も裏での売買を通じて共有されている可能性があるよね。」

 

 気づかないうちにレッテル張られてるかもしれないってこと?

 

「無くはないでしょ?」

 

「あぶらぎったしょうもない文系はさぞ大変だろうね。」

 

「まあ、そもそも気づけないでしょ。」

 

 

 

※この物語はフィクションです。登場する人物や団体は実在する人物や団体とは一切関係がありません。

 

※この作品は2024年10月5日にnote.comに掲載したものです。

 

 

 

 

「批判されるのが恐いなら、
そもそも出て来んなよって話なんだよなあ。」

 

 

「まあ、匿名の世界でしかイキれないんじゃない?」

 

 え、生きれないの?

 

「違う違う、そっちじゃなくて。」

 

 ああイキるね、あははは

 

「結局、同じじゃんね。」
 

 いや同じなんだよなあ。

 

 

「AIあるんだから、
運営権限で意味ない物なんか箱ごと消せばいいのに」

 

 

 お、辛辣。
 

「今日なんか鋭いね。」

 

「まあね。」

 

 

 わけわかんない精神論みたいなの言ってる奴いるじゃん、
あれ何なの?

 

 

「あー、なんだろうね。
結局何言ってんのかさっぱり分かんないけど。」

 

 

 そういうのに限って、具体性を突き詰めて食い下がってやるとしどろもどろになる上に、前に言ってたことと違くね?ってなるから笑えるんだけど。

 

 

「面白いよね。
そもそもそんな奴の言ってること理解したいと思う?」

 

「そんなわけないじゃん。」
 

それはないわ。

 

 

現実でもブロック機能欲しいよね

 

「わかる」
 

「それ」

 

 

「なんかさ、一般人で哲学者名乗っている人見たんだけど」

 

「え?世にいる教授を差し置いて?」

 

 すごいねえ。

 

 

「それ、年商何億ですッ!って言ってる人間と変わんなくない?」

 

「どういうこと?」

 

「年商だから中身赤字でもすごいって思われる手法。」

 

 ああー

 

「なにその『ああー』」笑

 

 結局残念なやつなんだなって。

 

「批判?」

 

 違う、論外。

 

 

 報道って今結局どこがやってんの?

 

「え、元々新聞とかいう紙媒体が前身のところがやってんじゃない?」

 

「電波使って流すだけのメディアもやってたんだっけ。」

 

「ああ、国が免許出してたやつね。」

 

「昔、外国メディアがアイドル事務所のスキャンダル報じて地位を掴んだって聞いたよ。」

 

 相当昔じゃない?

 

「界隈じゃ語り継がれてる話」

 

 そうなの?

 

「染まってたから身内じゃ無理だったんだって。」

 

 へえ。

 

「いやだから、偏向?そりゃ無いわけ無いでしょ。」

 

「一般人からしたら普段何を見せられてるんだって話。」

 

 それはもうただのプロパガンダなのよ。

 

 

 今もまだ政府って西の大陸に大戦の罪の意識なんか感じてるのかなあ。

 

「いや、もうさすがに無いでしょ。」

 

「いつまでたっても引きずるのって逆にどうなの?」

 

「さっきのメディアの話と同じでしょ?
 

その頃から煽ってたメディアなんかそうだって言うし。」

 

「いやいや、同じ国民に適当な事言ってる罪は感じないんかい」

 

「報道機関じゃなくて、揃って横並びの政府広報機関なんじゃない?」

 

ああー
 

「ああ、、。」

 

「なに、その『ああー』って 笑」

 

 いやだから、結局残念な存在。

 

「政府単位で罪の意識かあ。
 それなら火事場泥棒の輩じゃなくて、むしろ島に追いやられて頑張っている人たちにしないと意味ないでしょ。」

 

 

「国民には?」

 

「いや政府単位って前置きしてるから。」

 

「無茶苦茶言うやつには無茶苦茶で良くない?
考える労力すら惜しいわ。」

 

 それはそう。
 

「ほんとそれだわ。」

 

「まともに相手するからよ。」

 

「関わったらダメなんだって。」

 

 

「今はだいぶんマシになったけど、給料だけの時代なんか物価が上がると大変だっただろうねえ。」

 

「ああ、最低給付保障制度だっけ、その前の話?」

 

 

 今でも物価上がると大変になるよ。

 

「そう簡単に上がんなかったでしょ結局。」

 

 そうだけども。

 

「…昔からするとずいぶんドルは高くなったねえ」

 

「ああ、今見てるんだ 笑」

 

「…そう。」

 

「明治時代は1ドル1円だったんだよ。」

 

「そうなの?」

 

「確か戦争でインフレになって倍の2円になったんだっけ。」

 

「物が無いとねえ。」

 

 そんな時代や海外見て言及してるのかなあ 笑

 

 

 

「税金上げるのは反対ッってのは強欲だって言ってるやついたっけ。」

 

「マジか、表面しか見て無くない?」

 

 考える前に言葉が出ちゃう人なの?

 

「さあ」

 

「ちょっと考えれば、そんなに難しい話じゃなくない?」

 

 頭が中の下の残念な一般人なら仕方ないんじゃないの。

 

「発信者らしいよ。」

 

「マジか」
 

マジか

 

「ひとつの意見だってさ。」

 

 すごい。

 

「さすがに意見は笑うって。」

 

「いやいや、わざとじゃない?笑」

 

 社畜らしくマニュアル通りの作業の毎日で疲れてるんじゃないの?

 

「そんなん給料上がらんよねえ。」

 

「昇進の席取りゲームで勝つしかない人生だねえ。」

 

「そもそも言ってる事的外れなのに何の価値があるんだろ?」

 

 

 電車でさあ

 

「うん。」
 

「なに?」

 

 安全確認でちょっと遅れたからって怒るやつがいるのは、安全軽視だって言ってるのよ。

 

「あー。」

 

「出た 笑」

 

「急にお腹痛くなって一刻を争ってる人だっているだろ 笑」

 

「あと痴漢に遭っちゃったりして、乗りたくないのに他に方法も無くて、一分一秒を耐えてる子だっているのにね。」

 

 そもそも監督省庁に怪しい政党の人が大臣になっちゃって、過剰なコストを掛けさせてる背景だってあるのにさ。

 

「なんでそういちいち的外れなんだろう。」

 

「ある意味パーフェクト。」

 

 

「結局、何の話だっけ?」

 

 え、、雑談?

 

「いや違うでしょ、社長になんて言うのよ。」

 

「まあまあ、たまにはそういう話もしておかないと。」

 

「そうね」
 

そうだよね

 

 

 

※この物語はフィクションです。登場する人物や団体は実在する人物や団体とは一切関係がありません。

 

※この作品は2024年9月28日にnote.comに掲載したものです。