遡ること1か月前
2月23日(祝・金)に胆泥症の薬、利胆剤(ウルソ)をもらいがてら、フィラリア検査と春の健診をしてきました
前回の秋の健診(☆)から半年経過
ずっと高めの肝臓と腎臓の数値は、果たしてどうなったかな
昨日で13才8か月になったあかり
今回の血液検査の結果をちゃんと読み解き、できること少しでもやってあげたくて、記録を兼ね、いつも以上に長文となっております
東洋医学とか、薬膳に興味がない方は、あかりががんばった写真だけ見てあげてください
そして、ここに記載してることは、、あくまでもあかり個体のことであり、ママがセミナーで勉強したことの素人なり意見であるため、間違ってることもあるかも~なので、ご注意くださいませ
いつもより遅めのあさんぽを終えて、ごはん待ち
いつもならもう出てくるのに。。。
不思議に思うあかり、首のかしげ具合に涙出そう
絶食だから、ごはんないのよ
ごはんまだかな~
でてこないでしゅね、、、まつでしゅよ
なんてしているうちに、
さあ、出発の時間
通ってる三か所の獣医さんの中で、セカンドと言ってる獣医さんです
あさんぽで採ったチッコも持参(左の黄色いチューブね)
PHはいつもよりちょい高めの7.0ぐらい
目視ではキラキラ結晶や、赤血球らしい赤みはなし
病院到着
祝日だから?すいてる~
中の待合室へ
(このあと、どんどん患者さんきたわ)
不安そうなので、抱っこでいつもの席へ
外見て現実逃避
健診は、必ず朝一番の9時予約って決めてます
なるべく変動係数を減らしたいから
あかりちゃ~ん
って呼ばれて、まずは診察
体重 10.15kg
秋より0.4kg減ってるけど、特に先生の指摘もないし、痩せすぎでもないから問題なしかな
体温 38.2℃
心音は聴診器あてて、しっかりしてるって
口の中も問題ないねって
ママがあんぐりとあかりの口をこじあけて、先生が覗くスタイル
シニアになると、口の中にもデキモノができやすいからと診てくれました
家でも覗いてみるけど、なかなか奥まで見させてくれないから、、こういうときにしっかりとね
診察したら、ママからの相談&質問
尿検査で一度UPCを診てもらったほうがよいですか?
腎臓病には、尿にたんぱくが出るケースと出ないケースに大きく分かれるが、犬は尿に出てこないケースが多い。
だからたんぱく出る場合は、血液検査で、アルブミン、A/G比が上がってくるけど、あかりちゃんの場合は問題ないからなぁ。
では、UPCは診てもらう必要はないですか?
でも、いつもやってる尿検査でみるたんぱくより、UPCのほうがより正確なので一度やっておくのいはいいかもしれないですね。
ということで、以前からサンちゃんママさんのアドバイスもあったので、やってもらうことにしました。
先生、看護師さんに、UPCは院内で測れるんだっけ?って聞いてたから、殆ど出ない検査なんですねそして、いつも費用的なことを気にしてくださり、必要最低限で検査を考えてくださるので、ちょっと渋った言い方になったのかも
おやつのお肉ジャーキーとか(添加物や、加工されてないようなもの)食べてると肝臓の数値ってあがりますか?
いやぁ、添加物とか入ってないものだったら、あまり関係ないですね。
ほ~、ならよかった
これが原因であかりの肝数値があがってるわけではないのね
相談はおしまい
さて、お次は
採血
いつも保定は看護師さんが下半身
ママが顔あたりなんだけど、この日は看護師さん一人の保定でやってくれるみたいで、口輪されちゃった
順調に血液も採れて、暴れずにがんばったよ
お次はエこのままエコー室へ移動
いつもと同じように、仰向けにひっくり返されて、看護師さんが後ろ足固定、ママが前足固定して、一緒にモニター見ながら説明受けるスタイル
膀胱:非常にきれいな膀胱で肥厚や影もなし
脾臓:沈黙の臓器と言われ何かあっても無症状で怖いところ。こちらも、腫れやサイズ的にも全く問題なし
腎臓:左右ともきれいで肥厚など気になる所見なし
肝臓:特に気になる所見なし
胆嚢:胆泥はあいかわらずあり。お餅状で流れてない部分が(真っ白く見えます)は50%程度。これが流れ出ることはおそらく無理。ほかの部分もサラサラ液とはいえないけれど、排出はできてるので、ウルソの効果であるとのこと。このままウルソを継続していきましょう。
秋には餅部分が70%ぐらいだったけど、見るからに真っ白な部分は今回は減っていたよ。あきらめずに、流せる身体めざそう
フィラリア検査:陰性
この日は、ここまで
尿検査の結果と血液検査の結果は後日郵送です。
終わって一安心のあかり
正面からも撮ってみた
(ママの膝が破けているのはスルーしてね)
ウルソ2か月分と検査費用全部で、ヒラリヒラリとお札が飛んでいき会計終了あ、カード払いだった
車に戻ったらがんばったご褒美
お腹もすいているし、がっつきがすごいわ~
手で握ったままだから、必死なあかり
<<結果発表>>
別名、ママの成績発表
食事管理してるのママだからね
1週間後、まずは先生から電話ありました
内容は後日届いた書類のコレ
肝臓はやはり高いままだが、前回と数値は横ばいなので様子見でよい。そして、腎臓の数値が正常になってました!
って、先生ちょっと驚いたような口調でした
次回の検査は、今は調子もとてもいいようなので半年後でいいでしょう
さらに届いた書類をみていくと
<<尿検査>>
気になる所見なし
結晶もなし
UPC <0.20 (参考値 <0.5)も問題なし
比重はいつも低めだけど、手作り食なのでこの程度の数値は
尿には、たんぱくはでていませんでした
<<血液検査>>
いずれも、参考値範囲なので全く問題なし
だけど、さらに東洋医学の観点からみていくと
赤血球:かなり高い方へ偏ってる。瘀血(おけつ)のサイン
前回真ん中まで戻ったのに、また高めに
ヘマトクリット値:ちょい高め。やはり瘀血のサイン
白血球:数値が真ん中ぐらいなので
値が低いと血虚や、免疫力が低くなってる状態なので要注意
血小板:これも真ん中だから。
高い場合は瘀血のサイン
瘀血のサインがひとつでもあれば、それは未病のサインと考えるべき
瘀血は、ガンはじめ、いろいろと病気発症のもとになりやすい
今後、腎臓病がすすんで腎不全になってくると、白血球や赤血球の値が変動するので参考値内でも変動に注意していったほうがよいよいです
<<検査項目>>
肝臓の数値以外にきなる部分はなし
肝臓の数値
ALT
409U/L (基準値18~93)
2023/9/28 403U/L
2023/5/17 325U/L
2023/3/3 518U/L
2022/7/15 149U/L この頃から少し高め
ほぼ秋と同じ数値、上がらなかったのはいいが、下がらない理由はなんなのか
やはり、これも気をめぐらせることが必要
ALP
207U/L (基準値15~162)
2023/9/28 198U/L
2023/5/17 203U/L
2023/3/3 216U/L
2022/07/15 86U/Lで問題なしでした
あかりは胆泥症があるから値上昇してると思うけど、それ以外に、気の巡りと関与する。東洋医学的には、気滞、ストレスを抱えてるケースも多い。また、胆泥が流れないのは、気滞があったり、瘀血も絶対あるので、それらを解消していく必要がある。
LIP
180U/L (基準値≦250)
2023/9/28 289U/L
2023/5/17 測定なし
2023/3/3 142U/L
前回高かったけど、今回は下がって一安心
でも油断はならない、今後も経過みていこう
腎臓病のほうは、、、
SDMA
10μg/dL(基準値 0~14)
2023/9/28 16μg/dL
2023/3/3 13μg/dL
2022/7/15 10μg/dL
Cre.
1.3mg/dL (基準値 0.5~1.4)
2023/9/28 1.5mg/dL
2023/7/15 1.4mg/dL
2022/7/15 1.4mg/dL
SDMAは前日の食事によって変動するなー(カリカリだけだと数値がよくなり、手作りだと上がる傾向)って思っていたけど、今回は、いつも食べてる手作り食にし、前日のたんぱく質はカツオでした
しかも、療法食は殆ど食べず、たんぱく質も野菜もタップリ食べてます
使う食材は薬膳的に少しは気にしてるけど、ほとんど制限なし
なのに、基準値に入ったのはすごく嬉しい
あかりは2019年9月に腎臓病初期って、診断されて以来、SDMAは10~18の間を変動。また今回基準値に戻ったということは、少なくとも進行はゆっくり、もしくは抑えられてると思っていいかな
ただ、腎臓の数値はいきなりはねあがるので、少しの変動で一喜一憂するものではなし。とはいえ、嬉しい
とにかく日頃の『補腎』の効果だと思いたい
他に、西洋医学的には問題なくとも、未病サインはないかな?
総蛋白(TP)
(6.4g/dL (基準5.1~7.5)
アルブミン(Alb)
3.5g/dL (基準値2.6~3.9)
TP,Alb.いずれも数値は低い方ではないので、むくみはなさそうです
値が下がってるときは、肝臓に負担がかかってることが多く、エコーでは肥大が見られることもあるようだけど、あかりはむくみはないので、肝臓の数値の高さは、むくみが原因ではなさそうです。むくみは気や水を流せてないことで、これまた病気のもとになるから気を付けないと
グロブリン
2.9g/dL (基準値2.1~4.3)
数値も中間あたりなので、白血球あわせてみても体内の炎症もなし。
グルコース
73mg/dL (基準値60~123)
2023/9/23 81mg/dL
糖尿病は問題ないが、少し低めが気になる。
低すぎると糖分が作られてないことであり脾気虚の状態。食事で気が作れてないので、この場合は胃腸から整える必要がある。あかりも気を付けていこうと思います。
総コレステロール
183mg/dL (基準値132~344)
これは西洋医学と同じ考え方で、高いと瘀血のサイン
こんな感じでしょうか
以上で春の健診結果は終了です
総体的に見て、あかりはやはり瘀血対策、補腎がとにかく大事だと思ってます。
でも、瘀血の原因は気滞、水滞などいろいろあるから、具体的な対処は難しい。一般的には、食べ物なら血液をサラサラにする青魚、甘酒(ほぼ毎日薄めて摂取)になるのかなぁ
あとは、マッサージや身体を温めて流すことを意識
腎臓の数値はよくなったものの、肝臓の課題残ってる
まだまだ十分やってあげられてないもんね
でも、一言言えるとしたら
あかりが今も元気にしていられるのは、薬膳、東洋医学の考えに出会ったことにつきると思ってます
2018年秋に、獣医師ママさんに出会って勉強し始めて
あかりもだけど、なぜ6~7歳で病気したり、亡くなる子がわりと多いのか、
鹿肉、ラム肉を食べることのメリット、デメリットがわかったから、胃熱になりやすいあかりにあげるときは注意するようになったし
あかりが春になるとなぜ毎日草をモリモリ食べるのか。おかげで今では食べなくなりました。いやー自分で胃腸を調整してるのよ、なんて飼い犬なのに平気で草食べをさせてた自分がはずい
夏になると繰り返していた肉球が赤くなったり、指間の毛包炎もできなくなったし、
気管支虚脱も西洋の医者には酷くなったらステントいれるしかないよ、と言われていたけどこれも治っっちゃった
なんといっても、四季養生のおかげか、本当に年々、医者に行かなくなりました
継続により、年々明らかに変化がみられてきたよ
この間、姉にあった時、
「腎臓の数値がまた正常内に戻ったよ。薬膳や東洋医学のおかげだよ~」って言ったら、「あれだけいろいろ病気してたのに、ほんとあんたすごいね!」
って言ってくれて嬉しかったです
そして
姉までも、「大事なのは補腎でしょ、うちも(犬に)やってるよ~」だって
SNSにも、犬の健康のために何かやる、なんて全く関心がなかった姉もどうどう、そんな言葉が出るように
あかりを見てて、実践してくれるようになったって、これまためちゃ嬉しい
近所のわんともからも先日、あかりちゃんといえば、咳して苦しがってたり、歩けなかった姿が思い出されるけど、今でもこんなに元気でいてすごいねって
もちろん、何もしなくても長生きする子もたくさんいると思うけど、あかりは、薬膳、東洋医学のおかげで生かしてもらってると思ってます
おかげで、あかりが今もいるから、2日前に(笑)、ブログ開始11周年を迎えました
また細々とあかりの日記つけていきたいと思います
こんなどーでもよい、読みにくい文字ばかりの文章を最後まで読んでくれた人はいるのでしょうか
読んでくださった方、感謝感謝です
シャンプーもして、健診もとりあえずクリアーしたので、あかり家、先週末、旅に行ってきましたよ
その様子は、次回から連載開始
って、2日間で500枚近い写真、整理できなーい
<おまけのつぶやき>
先日、ある獣医先生の、「肝臓の数値」、に関するセミナーを聞いたんだけど、あかりのようなGGTは正常で、ALTだけが上昇するケーズは、肝機能は保たれてるいる、ようは、原発が肝臓ではなく、他の疾患から来ている場合おあるらしいけど、その疾患を付けとめる検査をするかどうかは、悩んだけど、、、
目の前の元気なあかりを大事にして、無理な検査をわざわざするのはやめよう、って今は思ってます