やっとこさ金曜日 | ぐるぐる奇譚

ぐるぐる奇譚

私におこった不思議風なお話を伝えたいと思い
書いています。読んで頂けたらうれしいです。

朝日で目覚め二度寝。

 

先週はスマホを忘れた。

持ち物を確認して仕事へ。

 

金曜日の朝、ありえない場所で路駐。

まじ、止めて欲しい。

 

毎朝、軽のターボが無理抜きしていく。

路上に漂っている事故因縁を自ら集めてる感じ。

因縁吸引機だ。

 

以前、言いがかりに近い内容で人を攻撃して

いる人がいた。攻撃してた人はいつも暗かった。

後に離婚したと聞いた。

 

そうか、自分のプライベートが上手くいってなくて

その不安の解消のためターゲットを見つけて

全力で攻撃してたんだなと初めて納得した。

 

ざっとまわりを見まわして必要以上に

人を攻撃してる人は離婚直前なんだと思った。

 

そう思ってみると夫婦仲がいい人は

ダンナの悪口を年単位で聞かない。

子育て中はちょっとの愚痴はしかたない。

 

人の生き方って思ったより丸見えなのね。

 

頭のいい人は既にわかっているのだろうけど

私は自分の経験からしかわからない。

それもずっと経験を貯めて、貯めて、やっとこさ。

 

仕事が忙しく、めちゃめちゃ集中した。

終わるまでがんばった。お昼に団子を食べました。

 

今日はにーさまが田植えをしていた。

今はフランス製の油圧の部品が田植え機に

使われている。1人機械で田植え。

説明を聞いて驚いた。

世界って部品供給してるのね。

 

子どもの頃、田植えの手順はまず畑に

種を植えて育った苗を育てる。

田んぼには水を入れて田植えの準備完了。

 

「せびきな」という紐を田んぼの端から端に

はって父と兄たちが並び手で苗を植える。

 

母と私は畑の苗を1本づつ手で抜いて

手で握れる量を藁でしばる。

 

苗の束を田んぼに立っている兄たちに向かって

ぽんぽん投げる。

1列づつ兄たちは苗を植えて終わったら

「せびきな」をまた苗を植えてないとろこに張り

次の列の苗を植える。

 

ずっと苗を取るのに飽きる私は母に

「田んぼにもっていくー」と半分サボって

気晴らしに運び、兄たちの後ろにぽんぽん投げる。

 

兄たちがいう「お前の束はわかる。雑で取りにくい」と。

 

げっ・・・雑に取ってるのばれてーら。

 

初めて田植え機が家に来て植えてるとき

私は田んぼの畔に立ってぼーっと見てた。

 

「これが田植え?」って。

 

文明開化の音がしたねー

私の心の中だけ。

人でいらないじゃんって。

 

人もいなくなったけど、カエルや虫も

いなくなったな。

回りの田んぼもなくなったので蛇も少なくなった。

 

帰宅して夕食をすませて田んぼの夕暮れを見てた。

今日はすごく時間がかかって日が落ちた。

 

半分のお月様はご機嫌で今日も金の粉を撒いていた。

うちの田んぼの苗もこれで良い感じ。

 

☆☆☆☆☆

 

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あれだけの本に囲まれて暮らしたい。

 

コーヒーあんみつ食べてた。