雪と雷を一緒に見る初めてな夜 | ぐるぐる奇譚

ぐるぐる奇譚

私におこった不思議風なお話を伝えたいと思い
書いています。読んで頂けたらうれしいです。

昨晩、雷の音を信じらず

なんじゃらほいと思った。

 

雪を見ながら稲光を見る。

外が若干黄色の光に見える。

今は亡き「凄腕占い師」から話を聞く事が

出来たなら雪の浄化と雷の御祓いが同時に

行われたので驚くだろう。

 

今朝は早起きして準備をする。

電車が止まってるようだ。

なんてこったい。休めるか。

とりあえず、バス停まで歩いていく。

 

離れた横断歩道をゆっくり歩くご婦人。

やって来たバスはドアを閉める。

私が手を振りドアを開けてもらう。

 

バスに乗る動作が不安ていなので手を貸す。

「大丈夫ですか?」と伺うと

「大丈夫じゃないわよ」とご婦人。

手を貸してバスに乗る。

 

遅れて来た男性はそのすきにバスに乗る。

知らんぷり。誰も手をご婦人にかさない。

 

ご婦人は解けた雪に濡れないように

残った雪の上を歩く。足が冷える。

あの歩き方はいつ歩けなくなっても

おかしくはない歩き方。見送るしかない。

 

私の待ってるバスに乗って駅につく。

駅は人がいっぱい。入場規制になっていた。

しばくまってホームに降りてやっと電車にのる。

 

職場に無事についてほっとする。

仕事をしながらはらぺこぺこり。

 

お昼を食べて外が寒そうなので

散歩しないでゆっくりした。

 

仕事が終わりバスと電車に乗って帰る。

バスに乗り損ねる。寒い中、次のバスを待つ。

日没後、やってきたバスに乗って帰る。

 

冷たいくらい坂を下っておうちに帰る。

 

あんよが痛い。

 

カッコイイと思って買った短い長靴

いやレインブーツはたまにしかはかない。

朝、レインブーツを履いたときはいいけど

帰りは足がむくんで、ちびっと痛い。

 

痛いあんよで無事帰る。

 

家はがっつり冷えている。

炭に火をつけて豆炭を入れる。

冬の火は抜群に綺麗だな。

 

桜の木は雪の重みで折れてなかった。

よかった、よかった。

 

夕べは雪と黄色い灯りが輝いていた。

不思議な夜の光だった。

 

☆☆☆☆☆

 

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あれだけの本に囲まれて暮らしたい」

 

三島由紀夫氏の「潮騒」を読んでいた。