年をとって思い出語り ヒースロー空港 | パーキンソン病は治るかも

パーキンソン病は治るかも

妻がパーキンソン病と診断されたのが2022年12月
完治する治療方法がない病気というので、夫である自分が治そうと決意し、自分で考えた方法を実践した記録です。
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まだ会社勤めのころ、イギリスのヒースロー空港の職員が突然の訪問。

品質管理についての質問だという。

その日のスケジュールを調整して、1.5時間だけと制約して会ってみた。

ヒースロー空港の副責任者とそのスタッフの4人に日本人通訳女性の1人。

 

少し話をしてみたら、あ、これは空港でのロストバゲージがひどいので、日本の品質管理について学びに来たのだろうと気づいた。

 

日本の品質管理の概要を説明して、空港でなぜロストバゲージが発生するか、どうやって作業者意識を向上させるかをホワイトボードに殴り書きした。

うんうんとうなずく。あれ?英国人もうなずくの?

 

ホワイトボードでの意思疎通は、若いころの米国出張で身につけた。

私は、まず英語話者の話が聞き取れない、

音痴で音感が悪く、微妙な子音の音なんて聞き分け不能。

それに加えて、わたしの発音が悪い。

社内教育で英会話があったが、ぜあーやぶっだの発音区別ができずに米人講師に何度も発声をやり直しさせられたが、講師の方がさじを投げた経験がある。

いい会社だったのだろうか、いいかげんだったのだろうか、英会話できない社員に海外出張させた。

 

品質管理の説明で、カスタマーデライトというのがあるが、品質管理は、エンプロイヤーデライトであるということでしめくくった。

 

1週間ほどして、その職員たちはいくつかの企業を訪問したようだったが、丁重なお礼のメールがあった。

ヒースローには行ったことがないけれど、ロストバゲージは少なくなったのだろうか・・・

欧州に行くときは、スーツケースにAirTagを入れておく。