高齢者パーキンソン病の頻尿 | パーキンソン病は治るかも

パーキンソン病は治るかも

妻がパーキンソン病と診断されたのが2022年12月
完治する治療方法がない病気というので、夫である自分が治そうと決意し、自分で考えた方法を実践した記録です。
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Amebaブログを読むと、高齢者パーキンソン病で頻尿にお悩みの方は多いようだ。

妻のパーキンソン病発症当時は、夜間の頻尿で2,3時間ごとにトイレへの介助で起きた。

歩行障害の介助も大変だが、就寝時の頻尿をなんとかしないと身が持たない。

泌尿器科に通っていたが、処方された薬では改善しない。薬で治るなんて、それほどパーキンソン病は甘くない。

 

頻尿や尿漏れを検索すると、①骨盤底筋が弱っていて内臓が下がり膀胱を圧迫する、②膀胱が固くなり尿をためる容量が低下する、➂括約筋の活動が弱くなる、が主因であった。

そこでこれらの筋肉をマッサージした。始めたころはどのようにすれば良いのか全く分からず、文字通り手探りだった。

毎日マッサージをしていると、筋肉や膀胱の位置がわかるようになり、一か月もすると夜間に起こされることは少なくなった。

もうひとつの改善は、体液の流れである。

高齢者になると、ふくらはぎや太ももの血液やリンパ液を心臓まで押し上げるのが弱くなり、下肢に体液が滞留する。就寝時に横になると、体液の流れがスムーズになることで尿がたまって膀胱が満タンになる。これが頻尿のもう一つの原因と考えた。

そこで夕食後に、下肢と膀胱のマサージを行った。下肢の血行やリンパの流れが良くなり、下肢の体液の回収が改善され、就寝前に尿として排出する。

 

妻の頻尿尿漏れは、上記の対策が功を奏し完治した。

ご参考になればと思ったが、PD発症した方が自力で毎日やるのは、とても難儀、家族の手助けが必要でしょう。