パーキンソン病はなぜ治らないのか | パーキンソン病は治るかも

パーキンソン病は治るかも

妻がパーキンソン病と診断されたのが2022年12月
完治する治療方法がない病気というので、夫である自分が治そうと決意し、自分で考えた方法を実践した記録です。
ご質問はメッセージでどうぞ

パーキンソン病の現代医療は、投薬治療ゆえに症状緩和薬はあっても治癒薬がないので、病院に通っても治らない。
かといって、リハビリ、針灸、整体、カイロプラクティック、漢方薬、グルタチオンなどでも治癒方法が確定できない。

妻のパーキンソン病と向き合って1年以上経過した。
その経験から、パーキンソン病の治癒方法が見つからないのは、過去の経験から導き出した方法の延長線で考えられているからではないかと思っている。
過去の経験とは、ドーパミン投薬、リハビリ=自己治癒支援であり、針灸は経脈経穴刺激、整体は骨格のゆがみというのか骨を引っ張って支えている筋肉の緊張を解く、カイロプラクティックはスポーツ医学の筋肉と骨格矯正、グルタチオンは解毒と自己治癒支援である。自分の理解なので間違っているかもしれないが、どれもピンポイントの治療である。

パーキンソン病は、生命活動の複合的劣化であると考えると、上記のいずれかの治療方法での一点突破では治癒できない。

パーキンソン病は、ドーパミン産生細胞が減少することで発症する神経変性疾患といわれているが、これは結果であって、体内のどこに問題があって発症するのかを説明された論文はない。

体のいろいろな細胞活動、神経伝達、甲状腺や副甲状腺のホルモン、内臓、微量栄養素の吸収、老廃物排出など、これらが複合的に結びつくことで正常な人体が出来上がっている。
何度か書いてきたが、筋肉の収縮は、筋肉繊維細胞に蓄えられたカルシウムイオンの放出によるものである。カルシウムイオンが体内に取り込まれるには、腸からカルシウムを吸収しなければならない。ところが便秘で腸の活動が低下していたり、腎臓によるビタミンDの活性化と活性ビタミンDが腸に送り込まれないと吸収が低下する。腎臓がビタミンDを活性化するには、副甲状腺からでるホルモンが神経細胞を経て伝達することで活性化が起こる。副甲状腺が体内カルシウムイオンをコントロールしているそうだ。さらに共生している腸内細菌まで関係してくるとなると、もうわけわからなくなる。
筋肉が動くだけでも、これだけ複雑な制御が行われている。筋肉動作がうまくできない症状があっても、どこにその原因があるのかを見つけるのは、まずできないだろう。
これに脳や脳幹からの指令伝達が加わって、手足が動作するのである。

PDで、平坦なところでの転倒があるが、階段での転倒が少ないそうだが、そのちがいはどこにあるのか、脳や脳幹の働きも解明されてない。

とてつもない複雑な制御によって人体動作が行われている。


投薬であれ整体であれピンポイントの治療では、症状の緩和ができても治癒に結びつかない理由は、あまりにも複雑に絡み合った制御が解明できないからだろう。
 

これがパーキンソン病治療を難しくしている。

いまのところ、PD治癒は、自己回復力を高めるしか方法がない。