妻のパーキンソン病 克服に 2 | パーキンソン病は治るかも

パーキンソン病は治るかも

妻がパーキンソン病と診断されたのが2022年12月
完治する治療方法がない病気というので、夫である自分が治そうと決意し、自分で考えた方法を実践した記録です。
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きのうの続き

 

妻のパーキンソン病で、直近の記憶障害がなぜ発生するかを考えた。

運動機能がだんだんと回復してきたころでも、直近の記憶がなくなることがあった。常に直近の記憶がないわけでなく、時々あれ?と思う記憶が飛んでいることがあった。

記憶の飛んだころでも、会話も受け答えができるし、こうしてというとその動作ができる。

一時的健忘症のようで、発症したり回復したりする。

 

一時記憶の海馬が、記憶を貯蔵する大脳皮質か、両者の連携か、どこかにうまくつながらないところがあるように思った。

完全な障害であるなら、発症と回復を繰り返すことはないだろう。

 

では、うまく働かないだけなら、これもマッサージで刺激することで良くなるかもしれない。ほかにできることはないのだ。

最初のころは、脳や脳幹を刺激することを考えた。

頭皮、顔、三叉神経、頸部の自律神経や動脈を刺激した。

1か月では全く効果は現れなかった。

 

これでよいのかを自問しながらマッサージを続けいたが、ふとパーキンソン病の患者の脳細胞には、異常なタンパク質が線維状態で蓄積するという記事を思い出した。異常な物質の蓄積ということは、本来排泄されるべき物質が残っているからと仮説を立てた。

脳の老廃物をうまく回収できなくなっているなら、老廃物の流れを良くすれば改善するのではないだろうか。

 

子どものころ、遠足に行った日の夜に寝ていて足が痛くて泣いたことを思い出す。母が、遠足に行ったらお風呂で足を良くもみなさいといったのに、といいつつ足をもんでくれた。足の疲労物質の分解回収ができてないので痛みとなった。

これと同じようなことが、脳内で起こっている。

そこで、血管とリンパ管、リンパ節のマッサージを追加した。頭と顔に頸部、鎖骨近傍のマッサージに10~15分かけた。

これで、老廃物を含んだ脳脊髄液の回収が正常になり、新しい血液が送り込まれることで、記憶障害も改善するかもしれないと続けた。

 

これが効果があったのか、自己治癒によるのかは不明だが、半年ほどで、短期記憶障害は解消した。

老廃物の回収が功を奏したのであれば、70年前の母の話のおかげである。「親の意見と茄子の花は千に一つも仇はない」と亡くなった母が言っていた。