2019年だったか、散歩中に転んだ。転んで起き上がって歩き出したらまた転び、3回転んだという。
脳の異常をうたがったが、翌日になると異常なしの動作となる。
2020年にも散歩中に転んだ。今度は自力で起き上がれない。妻は、脳が混乱している、手足をどう動かせばいいのかわからないという。私は近くにいたので、助けて、30分ほど休ませた。ヘルスウォッチをしていたので、脈拍に血圧を確認したら、落ち着いてきたので、体を支えて家に帰った。そのときは、足を動かせるようになっていた。
それから2時間後、自力でシャワーで汚れを落とし、動作も軽快とまではいかないが、普通に動けるようになった。
動作に異常があっても回復が早い。これが不思議であった。起き上がりができなかったのが、短時間で回復する。この時に神経伝達系の異常と確信した。
悪い症状がない状態で、医師の診察を受けても、よほどラッキーで良い医師に出会わない限りは、様子見ましょうとなるだろう。
今だとPD症状の一つ、突進と気づくのだが、そのときは脳の障害と神経伝達異常と思った。
TVのコメンテーターで名の知れた脳外科クリニックを予約して、MRIで診察してもらった。
画像診断医は、画像解析のベテランの感じがする医師で、説明内容も適格、ほかの脳外科でも活躍している感じ。
結果は、異状なし。
2020年には、判別できない字を書くようになってきた。
これらの症状は、パーキンソン病発症の前兆であったと今では思う。
しかし、そのころにパーキンソン病の前兆とわかったところで、PDは難病で治せないのだから、結果をそのまま受け入れるだけ。