4月以来の秋田730LIVE | この辺りの見所の者

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2024/6/20

6/18日に東京から秋田に帰ってきて、もう2度と行かないと思っていた秋田730LIVEに、ワタクシ恥ずかしながら帰ってまいりました。


とは言え、今回復帰して自分と呼吸が合わなかったらしばらく行くことないなと言う覚悟はあった。東京でお笑いLIVEはいくらでも観れるからね。


先月から少し変わったらしく前説に薬師丸ひこうき氏。しゃぶしゃぶの下りがウケて客席はほっこり。早めに並んでいたけど、自分より先に2人並んでいた。その2人がかぶりつきセンター。自分はかぶりつき右端。今回はかぶりつき全部埋まった。珍しい。

感覚的には17日に観たヤーレンズとジグザグジギーのツーマン コントの虎 漫才の狼の肌感覚で観た。


オープニングトークは30分以上。トークの渋滞が無くてサクサクと進んで行く。若松さんが無理矢理入らななくなった。トーク自体が洗練されてきた。


香盤はちぇす→ねじ→チャレンジコーナー→むらさきのけむり→ちぇす→ねじ→ユニット、チャーリーズ(長谷川瞬、さとーこうすけ)→エンディングトーク。


ちぇすの1本目はなかなか悪くない。


ねじの1本目はナマハゲの悪い子はいねーがーのアシストがもろ輩で、秋田テーマのコントは県内ウケしかしないから内心好きでは無かったほぼだけど、ナマハゲと輩のやり取りは面白い。県外ウケもすると思う。


さて自分に取って鬼門のチャレンジコーナー。何で金払って、お遊戯を観なきゃいけねーんだよと毒付いた事もあって、直前までどうしようかなと思っていた。秋田大学の落研から二組エントリー。大学お笑いもララんドや令和ロマンとか出てるから、もしかしたらと期待。

1組目、漫才の形にはなっている。意外と観れたな。2組目の男女混合コンビもテンポ早めにサクサクと。場数こなしたら面白くなりそう。

3組目は、中通クルーズ組からの2人。漫才のテンポは、この組が1番良かったな。ボケのギャルに、ツッコミのサクサク感あるキレが良く、この組は何回か観たい気になった。4組目のピンの人は、4月にも観ていたけど、場数を踏むと自信がつくんだな。堂々としていたし間は良い人だから安心してクイズネタを観れた。ラストのピンの人も4月に観たけど、頑張ってます感が出てた4月に比べると、ネタとしては観れた。あとはネタの形をひたすらに磨き上げていけば唯一無二になるかも。

チャレンジコーナーの層が厚くなってたなあ。

心を無にして省エネしようと思っていたけど、形になっていたので、それなりに観れた。


むらさきのけむりはキン肉マン漫才。ヘルガさんの間が観るたびに良くなっている。キン肉マンは世代なので、ドンピシャ。コンビの間が形になっていて秋田関係無く若手の漫才を観ている感覚。


先々月は心が折れた、さとーこうすけさん。大丈夫かなと思っていたけど、10秒ネタてBGMの音楽をライザップにしたのが効果的。登場したときの拍手の無さも彼の芸風なので効果的。ネタはかなりウケてた。


ちぇすの2本目も安定。

ねじの2本目も、バンドと宗教は紙一重だなと思いながら観てた。さらりと毒を入れるねじの真骨頂。


ここまで観て、チャレンジコーナー含めて、もっさりどっこいしょの間のコンビやピンが1組もいなかった。間を意識して間伸びしないようにしていたのかな。


個人的に今回の秋田730LIVEの白眉は、チャーリーズ。エレベーター内にいる2人から、こうなるかと言う展開。台本は、さとーこうすけさん。

化学変化起きたねー。このネタの世界観が1番自分にはしっくり来た。ショートフィルムみたいで。さとーこうすけさんは、ピンの台本だけでなく、コンビの台本もどんどん書いたら良いと思う。脚本の才能があるかも。(本人のネタそのものはまた別。)このユニットコンビが一回きりで終わるのが惜しい。


秋田730LIVEを観る寿命は延命処置をウケたおかげで、もう少し伸びそうである。