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2024/4/6
秋田大館 御成座
『においが眠るまで』13時の回。
秋田大館の御成座と湘南藤沢のシネコヤ二つの映画館が登場する「においが眠るまで」
主演は完熟フレッシュの池田セイラさん。親子漫才と、テレビの受験密着特集で印象に残っていた方。今は、もう大学生か。
ミニシアター応援で、作品上映収入が全部、上映館に入るとのこと。
上映初日の今日は、監督の東かほりさん、主演の池田セイラさんの舞台挨拶があるので行くことにした。秋田市土崎から車で大館までは約2時間。
途中、能代市のラーメンショップ能代店で、醤油ラーメンとネギ丼セット千円。
朝飯を食べる。ネギが美味いのよ。
能代から1時間で大館到着。御成座のXのポスト見てたら、東かほり監督と池田セイラさんの写真の格好と自分が到着して遠くから見て秋北食堂の方に向かう何人かの人の格好が似ていた。普段は秋北食堂で昼飯食べるんで、行ったらニアミスしたかな。
この映画はパンフレットは無い。事情はあるのだろうけど欲しかったな。
いつもの御成座に比べて盛況。舞台挨拶があるからかな。
ネタバレにならないブログなのであらすじは書かない。
ただ、においと云うワードが映画全体を現している。
においとは物質的な嗅覚も当然ながらあるけど、例えばクサイ芝居とか、鼻につくとか、視覚、感覚で感じた事もにおいと通じる言葉がある。
この映画は、感じた事をにおいとして視覚、肌感覚、音を嗅ぐものだ。登場人物のにおい、台詞、所作、演技もにおいとして観る(嗅ぐ)。
主演の池田セイラさん始め、出演者のにおいが淡々とした画角に、コーヒーのにおいのように通り過ぎていくものだ。特別な展開も無く、派手な転調も無く、においの流れで進んでいく映画だ。
それが心地よいのだ。においや香りに淡々と浸って味わう。映画でこんな見方があっても良い。
後半の場面に、一瞬だけ悪臭があるが、それに対する池田セイラさんの演技も印象的。全体的に淡々としていて、余白のにおいを味わう映画だ、
個人的に、自分もコーヒー豆に凝り始めたので劇中に出てくるドミニカを飲みたくなった。
御成座も劇中に登場するが、御成座で映画の劇中の御成座を観ると、現実とファンタジーの境目が一瞬わからなくなる。感じ方で、においも変わるらしいが、公開初日の御成座のにおいはどんなにおいだったのだろう。
上映後の舞台挨拶で質疑応答は無かったが、あったら、どんなにおいだったのか聞いて見たかったな。
舞台挨拶後のフォトセッション。↑
左から司会の秋田のフリーアナウンサー相場詩織さん、池田セイラさん、東かほり監督。
舞台挨拶は明日4/7の13時の回終了後もあり、池田セイラさんが登壇。司会も相場詩織さんが勤めます。