おそらく2023年のラストに観に行ったのはバレエ。
秋田のBallet House Kiki第4回Winter Performanceに行くことになったのは、さとーこうすけ氏が出演するからだ。単独ライブで年末はバレエに出演すると話しており、スポーツのバレー?と聞き返していたのを思い出す。
バレエ教室の発表会かなと思っていたけど、ゲストを調べたら驚愕した。飯島望未さんは長年ヒューストン・バレエで活躍してプリンシパルになり、現在は日本のKバレエのプリンシパル。今年まで新国立劇場バレエ団に居た浜崎恵二朗さん、秋田県出身の鈴木裕さんの三人。初台の新国立劇場や上野の東京文化会館でバレエは観た事あるけど天井座敷で豆粒にしか見えない。
さとーこうすけ氏プログラムに載ってた。
3部構成で、さとーこうすけ氏は第二部の「ヘンゼルとグレーテル」の父親役と第三部の「眠れる森の美女」第3幕抜粋の、おおかみ役。
そこには、お笑いライブで寒い空気を作り出す、さとーこうすけ氏はいなかった。まともじゃないか。びっくり。
小さい子供達のレベル高く、バレエ公演としてきちんと観れた。高校生のソロもなかなか。
ゲスト三方の「海賊」第2幕よりグラン・パ・ド・トロワが圧巻。飯島望未さんのオーラと体幹の強さに優美な踊り。リフトアップする浜崎恵二朗さんのシャープな安定感とジャンプの高さ。
三部の「眠れる森の美女」でも浜崎恵二朗さんの存在感は抜群で一流バレエダンサーは違うなと当たり前だけど思えた。
メール申込の無料整理券で、こんな贅沢なバレエダンサーの踊りを観れたなんて幸せである。