能楽公演の変化は、明治維新後の能舞台が屋外から屋内になって以来になるのか | この辺りの見所の者

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気ままなブログです。

新聞記事です
https://ameblo.jp/yamaitsunao/entry-12605267659.html

↑能楽シテ方金春流能楽師 山井綱雄師のブログをお借りしました。

7月末から8月上旬にかけて国立能楽堂で開催される能楽公演2020 https://www.nohgaku.info/olympic_nohgakusai


自分も1日だけですが行く予定です。先の山井綱雄師のブログには、新聞記事が貼られていました。能もNO密というタイトルで、囃子方は間を開けて後見座の近くまで下り、地謡は一列のみとなる。この能楽公演のソーシャルディスタンスは明治維新後に屋外にあった能舞台が屋内になって能楽堂となったくらいの衝撃があると思う。能楽師の方でも、能楽のクオリティーが落ちるという意見もある。囃子と地謡の変更は、クラシックのオーケストラがソーシャルディスタンスで間を開けて演奏するくらいの感じと言えば良いのだろうか。もちろん響きが変わる。
囃子の笛、小鼓、大鼓、太鼓の間を開けるというのは響きの変化は否めないだろう。
地謡も一列ではパワー不足であるのは隠せない。
新型コロナが収束する迄の暫定的処置なのか、ニューノーマルになっていくのか。能でありながら能で無くなって行くのか。
個人的には、暫定的処置で欲しいけれども、ニューノーマルが定着したとすれば受け入れる覚悟を持つ事が出来るか。
ソーシャルディスタンスのために、この変更は大英断である事には間違いない。先日6月20日に久しぶりに能楽公演が再開。https://ameblo.jp/yamaitsunao/entry-12606047643.html

再び、山井綱雄師のブログをお借りします。

それによると、ニューノーマル方式での能楽公演だったようです。

自分がニューノーマル方式で観能した時、何を感じるのか。その時に、是非の判断をしたいと思います。少なくとも、ニューノーマル方式でなければ現時点で能楽公演を開催するのは難しいという事だけは分かります。ニューノーマル方式でのクオリティーが、どうなるか。それを確かめるために観能することにもなりそうです。