ホツマツタヱのお話はワカ姫から始まる。

ワカ姫は、記紀神話で消されたヒルコのこと。


ワカ姫は筑波で産まれた。


親はイザナギとイザナミ。


第一子のワカ姫を産んだ年は両神(イザナギイザナミ)ともに厄年に当たるため、その災いが子供に振りかかることを恐れた両神は、三才に満たないワカ姫をイワクス舟に乗せて川に流し、捨てた振りをしてカナサキに拾わせるのだ。





カナサキの元で大事に育てられ、教育の場として建てられたお宮が、現代の兵庫県西宮市に鎮座する廣田神社である。


廣田とは「拾った」が由来なのだそうな。

廣田神社の現在の祭神が天照大神荒魂

(撞賢木厳之御魂天疎向津媛命)

というのも興味深い。



ワカ姫は後に立派に成長して戻ってくる。


元々アマテル(天照)の姉だったが、戻ったときは妹として。


ワカヒルメという女神が天照の妹だという説は、ここからきたのかもしれませんね。



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