↑のつづき。

『卍(まんじ)』。

その起源を追うことは難しいとされている。

なぜなら、『太陽十字』の変形したものという
説があるからだ。
ホピ族の儀式に用いられている『ガラガラ』には
時計回りの『卍』が書かれており、
これは太陽を表すのだという。

ホピ族を始め、アメリカンインディアンが使用する
『卍』はアメリカ人の間では
「四つ葉のクローバー」とも言われ、
4つの「L」が重なったおめでたい符号とされる。

○LUCK(幸運)
○LIFE(生命)
○LOVE(愛)
○LIGHT(光)



『卍』はサンスクリット語で「スヴァスティカ」、
または「シュリーヴァトゥサ」と呼ばれる。

スヴァスティカ」はキリスト教でいうところの「アーメン」と同じ意味である。


ヒンドゥー教や仏教では「吉祥の印」、
つまり「おめでたいしるし」なのだ。

ヒンドゥー教では、『ヴィシュヌ神』の
胸毛の「旋毛(つむじ)」が由来だとされる(笑)。

また、『卍』は二種類ある。
○右回りは「力の元」、「太陽まんじ」。
○左回りは「和の元」、「月まんじ」。


ナチスドイツが『卍(ハーケンクロイツ)』を
シンボルにしたのは、ドイツの考古学者『シュリーマン』がトロイの遺跡で『卍』を発見し、
古代ヨーロッパとインドの共通のシンボルと見なしたことから始まっている。


『卍』の発祥はインダス文明とも言われるが、
ヨーロッパでは卍符に似たトーテムが
発見されており、1万4000年も前のものだという。

また、ギリシャのパルテノン神殿やアテナ像など
にも確かに『卍』が描かれている。

ウクライナで発見された象牙に彫られたものは
一万年も前のものであるのだそうな。


『スサノオ=スーサの王』と言われて久しい
「スーサ」で出土した、古代メソポタミア『シュメール人』の副葬品である陶器にも『卍』が。




日本では『寺院』を表す地図記号であり、家紋含め様々なものに用いられている。

「卍」を「万字」とも書く。

鬼の伝承で知られている青森県弘前市の市章は
思いっきり「卍」だ。


日本最古の『卍』は奈良の「薬師寺」にある
『薬師如来』の手と足の裏に描かれたものだという。
 


『卍』とは『寺』。

つまり、『テラ(地球)』だ。

『卍』の元である『太陽十字』は、
「太陽」ではなく「地球」のことだとも言われている。



そして、『卍』と言えば、忍者の『手裏剣』。

↓には手裏剣のような卍のような…



『ムー帝国』の王家の紋章である❗

『太陽十字』『八芒星』『Ωオメガ』
そして、『卍(まんじ)』。

これらは世界最古のシュメール文明どころか、
『ムー大陸』の存在とも繋がっている(かも)。


つづく。

ではまた❗



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