この日(3/25)は鶴見市場方面にプチ遠征する予定だったけど、朝から小雨が降り続けていたので、予定を変更して約2カ月半ぶりに2回目の訪問。

↓初訪時↓

店頭メニュー。

TMとしていた「鶏肉の唐揚げ定食(税込900円)」をチョイス。

※店内の壁メニューでは最高峰価格(店頭メニューは「豚の角煮定食(950円)」が最高峰だった)

サーブされた水とおしぼり。

全軍が一気に着陣。

本丸アップ。 ※イメージと違った

唐揚げオンザライス。

ここらは「唐揚げ」とゆーより「皮揚げ」だね

スープ。

備え付け調味料全トッピング。

唐揚げイントゥザスープ。


完食。

 

不味い。

 

初訪時の評価から一変、数年に一度くらいしか発生しないレベルの評価ゲロー

 

唐揚げ定食はどこで食べてもハズレる事がない鉄板メニューだと思っているだけに、ショックがデカいチーン

 

登頂フラグにしよーかとも思うけど、焼きそば系メニューで再考したいと思います。

 

<Appendix>

リニューアルオープンした尾島ダイニング、「ゆず(北川悠仁)」から花が出ていた。

楽々達成チョキ ※残るは100kmのみ

 

<アナログリツイート>

この糞バカヤロー、遅かれ早かれ相当近いうちに死にそーな感じだったけど、早く死んぢゃえばいいのにと思っちゃったうんち

 

<ピックアップトピックス>

「オータニを逮捕しろ」「イッペイはスケープゴートだ」大谷翔平の元通訳が引き起こしたニッポンでは報じられない“借金トラブルの闇”

飯塚 真紀子

 米野球界に激震が走っている。

 大谷翔平選手と7年間にわたって二人三脚で歩んできた専属通訳の水原一平氏が違法賭博をして作った借金が、大谷選手の銀行口座から、違法賭博運営者に返済されていたというのだ。正確な金額は不明だが、米スポーツチャンネルESPNによると、少なくとも450万ドル(約6億8000万円)が大谷選手の口座から送金されたという。

大谷翔平選手の専属通訳を務めてきた水原一平氏 ©時事通信

大谷翔平選手の専属通訳を務めてきた水原一平氏 ©時事通信

当初、水原氏は「彼は私のために返済すると決めた」と話していたのだが…

 水原氏は、20日、ロサンゼルス・タイムズが同氏の違法賭博疑惑をすっぱ抜いた後、ロサンゼルス・ドジャースから即刻解雇された。

 FBIが元ドジャース選手ヤシエル・プイグ氏と元マイナーリーグ選手ウェイン・ニックス氏が関与したとされる違法賭博事件を捜査していたことに端を発していると報じられている。法廷記録によると、ニューポートビーチ在住のニックス氏が主導した賭博の捜査で、ヤシエル・プイグ氏(無罪を主張している)を含む少なくとも十数人が起訴されたという。

 この捜査の中で、ロサンゼルス・エンジェルスの本拠地があるオレンジ郡在住の賭博運営者マシュー・ボウヤー氏も調査を受け、その中で、大谷選手の名前が浮上したというのだ。ロサンゼルス・タイムズの問い合わせに対し、大谷選手の代理人が水原氏の行動を調査したところ、今回のスキャンダルが発覚したようだ。

 それにしても、なぜ大谷選手の銀行口座から送金がされたのか?

 当初、大谷選手の広報担当者はESPNに対し、大谷選手が水原氏が賭博で作った借金を肩代わりするために送金したと語ったという。広報担当者は19日夜、水原氏をESPNに紹介、水原氏は90分にわたるインタビューを受け、詳述している。 

 昨年、水原氏は大谷選手に、賭博で作った借金を肩代わりするよう頼んだというのだ。その時のことについて水原氏は、「大谷選手は明らかにハッピーではなかった。そして、もう2度と私がこのようなことをしないよう、私を助けると言った」「彼は私のために返済すると決めた」と話している。

 そして、「翔平が賭博にまったく関与していなかったということを知ってほしい。私はこれが違法であるとは知らなかったということを知ってほしい。私は教訓を学んだ。スポーツ賭博は2度とやらない」と訴えている。

水原氏の借金は2022年末時点で100万ドルを超えていた

 そもそも、水原氏はボウヤー氏とどこで出会ったのか? ESPNによると、二人は2021年、サンディエゴにあるポーカーゲーム場で出会い、水原氏はその年の終わり、賭博を始めた。しかし、水原氏は負け続け、借金は2022年末までに100万ドルを超えて、さらに膨らんで行ったという。

 「私は賭博が下手だ。2度とやらない。勝てなかった」「自分で穴を掘ったのに、その穴はどんどん大きくなり、そこから抜け出すためにはより大きな賭けをしなければならなくなり、負け続けることになった。雪だるま式のようなものだ」

 負け続けて借金が雪だるま式に増え続けたために、さらに賭博を続けたということか。

 また、ESPNによると、水原氏は、大谷選手が借金の返済に同意した後、自身のコンピューターでログインし、水原氏の見守る中、数ヶ月にわたって(賭博運営者に)電子送金をした、送金の説明欄には、ボウヤー氏が「ローン」と入れるように言ったことから「ローン」と記したと話している。

 さらに、「なぜ、大谷選手はボウヤー氏ではなく水原氏に直接お金を渡さなかったのか?」との質問に対し、水原氏は「大谷選手は、お金に関して私を信用していない」「彼(大谷選手)は私が賭博で金を失くすことを望んでいなかった」「私は大谷選手にお金を返すと話した」などとも話している。

 ESPNが、大谷選手が送金を助けたという水原氏の主張を大谷選手サイドにぶつけると、大谷選手のスポークスマンは大谷選手の代理人弁護士にコンタクト、代理人弁護士は「大谷は“大規模窃盗”の被害者だ」との声明を出した。水原氏もまるで代理人弁護士の声明に歩調を合わせるかのように、「すべて私のせいだ。すべて私がしたことだ。私はあらゆる結果に直面する覚悟ができている」と大谷選手は同氏の賭博や借金、借金返済について何も知らなかったと、ESPNに対してした発言を全面的に撤回したのである。

 確かに、事の成り行きを見る限り、どうもおかしい。そもそも、大谷選手のスポークスマンはFBIに調査されているような違法賭博運営者が絡んでいる非常にセンシティブな話であるにもかかわらず、なぜ、大谷選手が水原氏の借金を払ったと話し、水原氏をESPNに紹介してインタビューを受けさせたのか? また、なぜ、水原氏は後になって、大谷選手が借金を肩代わりしたという前言を撤回したのか?

米国のSNSでささやかれる大谷翔平に対する数々の疑念の声

 当然のことながら、アメリカのSNSでは「怪しい」という疑念の声や「“Cover up”=隠蔽」という声が多々あがっている。

 例えば、なぜ、水原氏は大谷選手の銀行口座から送金できたのかという疑問がみられる。

「通訳なのに、どうして、水原氏にオータニの銀行口座が与えられていたのか? 会計士は何をしていたんだ」

「オータニが、何ミリオンドルものお金が口座から消えたのを知らなかったとはとても信じられない」

 確かに、大谷選手ほどのセレブなら、お抱えの会計士がついていて当然だろう。しかし、一緒に球場まで行くような、近い友人でもあった水原氏である。水原氏のことを完全に信頼し、お金の管理も任せていたのだろうか? しかしまた、そうとも言えない。前述したが、水原氏は、ESPNのインタビューで「大谷選手はお金について私を信用していない」と言及している。

 賭博をしていたのは大谷選手で、水原氏がスケープゴートにされていると決めつけるような根も葉もないコメントも多々見られる。

「オータニを逮捕しろ」「通訳はスケープゴートだ」

「オータニが100%賭博していたんだろう。通訳は代わりに罪を被っているんだ」

「オータニが賭博をして、彼の友人であり通訳でもある一平をスケープゴートにしているんだろう。オータニが何も知らないわけがない」

「通訳はまさにスケープゴートだ」

「イッペイは、スキャンダルからオータニを救っているんだ」

「最大のスキャンダルは賭博をしていたことではなく、オータニが保身のためにイッペイを犠牲にしている可能性があるということよ」

 さらには「オータニを逮捕しろ」という心ない声まである。

 様々な疑念や憶測が広がる中、詰まるところ、大谷選手に対する見方はこの一言に集約されるかもしれない。それは、「イッペイのスキャンダルは、オータニを良くは見えなくした」という声だ。大谷選手の片腕と言えた水原氏のスキャンダルは、確実に、大谷選手のイメージダウンに繋がったのではないか。

 その大谷選手は沈黙を守ったままだ。そんな沈黙も、さらなる疑念や憶測の広がりに拍車をかけることが懸念される。

 今後、捜査機関による捜査とともに、新事実が出てくる可能性もある。沈黙を守っているMLBやドジャース、そして、大谷選手は、果たして透明性を持った対応をするのだろうか? それとも、人の噂も七十五日、水原氏のスキャンダルがたち消えるのをただ待ち続けるのだろうか?

「オオタニが刑務所に行け」「イッペイを裏切るのか」“窃盗トラブル”でアメリカ人の疑念を招いた大谷陣営の“深刻すぎるミス”

 “学歴詐称疑惑”まで報じられ、アメリカで過熱を続ける大谷翔平選手の元通訳・水原一平氏の違法賭博及び大規模窃盗スキャンダル。

 しかし、ところ変われば、このスキャンダルに対する見方も変わるのか。日本の人々の反応を見ると、大谷選手は完全なる被害者で、元通訳の水原一平氏は悪者だ。一方、アメリカの反応を見ると、賭博をしていたのは実は大谷選手で、水原氏はミドルマン(媒介者)にされていたとする、信じられないような憶測まで飛び出している。(全2回の前編/続きを読む

「イッペイを泥棒にしなければならない状況になったのではないか」

 オークランド・アスレチックスの中継アナウンサー、ダラス・ブラデン氏も“X”でそんな見方を示した。

「イッペイは、オオタニと胴元のボウヤー氏の仲介をしていたミドルマンだったのかもしれない。オオタニがイッペイの口座に資金提供し、イッペイの口座からイッペイの名前でイッペイに賭けをさせていたのかもしれないが、彼らはずさんになって、オオタニが直接胴元に送金したことが赤信号となり、イッペイを泥棒にしなければならない状況になったのではないか」

 実際、ボウヤー氏は大谷選手には会ったことも話したこともなく、直接取引をしていたのは水原氏であると報じられているから、こんなシナリオが生まれるのだろう。しかし、これは、それほどまで大谷選手に対する疑念が膨らんでいることの表れとも言える。

 また、スポーティング・ニュースも水原氏のミドルマン説を展開している。水原氏の年収が胴元の信用枠には見合わないという理由からだ。

「多くの人々が、オオタニが自分の代わりに水原を使って賭博をしていたのではないかと疑問に感じている。水原の説明が変わったことや、ボウヤーが、水原の年収が30万~50万ドルにもかかわらず、信用枠を何ミリオンドルにも引き上げたことを考えると、それはありうる。オオタニが賭けをしていなかったとしたなら、ボウヤーは金は得られないと思うだろう」

同様の指摘はSNSでも見られる。「6桁の年収の水原が、胴元から得られるような信用枠ではない」「水原の年収で450万ドル(約6億7500万円)の信用枠を提供する胴元などいない」「年収たったの8万5000ドル(エンゼルス時代の水原氏の年収=約1275万円)なのに、2年間で450万ドルの借金をギャンブルで作った?」などの疑問の声だ。

 もっとも、ボウヤー氏は、お金の送信元の名前が大谷選手であることを認識しており、お金が支払われる限りは、そのことについて、水原氏に質問しなかったとESPNが報じている。水原氏の背後にお金の送信元となっている大谷選手がいることから、水原氏は巨額な信用枠を得られていたと思われる。ボウヤー氏は大谷選手をいい金ヅルと睨んだのだろう。しかし、自身の金儲けのためか、周囲には大谷選手がクライアントであると話していたというから、あくどいこと極まりない。

なぜアメリカで憶測が飛び交うようになったのか?

 こんな憶測が飛び交うのは、水原氏やドジャース側の話が急変したから。これに尽きる。ESPNのインタビューに対し、水原氏はあれほど詳細な説明をしたのに、翌日には、あれは全部ウソでした、ではファンたちが“そこには何か裏がある”と疑念を抱くのは当然のことだ。

 水原氏の説明について、ESPNは22日、さらに詳細なインタビュー内容とタイムラインを紹介している。その中で、水原氏は借金苦のため大谷選手に助けを求めた経緯を赤裸々に吐露している。

「エンゼルス時代の年収は約8万5000ドルで、2022年末までには100万ドル(約1億5000万円)以上の借金を抱え、友人や家族からお金を借りていた。翔平にはこのことは言えなかった。家計をやりくりするのは大変だった。入ったお金はすぐに出ていった。彼のライフスタイルについていかねばならないところがあったからだ。でも同時に、彼にはこのことを話したくなかった」

 大谷選手のことを兄弟と言い、妻よりも大谷選手と一緒に過ごす時間の方が長いとも述べた水原氏は、2023年初めまでに借金が400万ドル(約6億円)に膨らんだことから、大谷選手に助けを求めたという。

「状況を説明した。明らかに、彼は不満な様子だったが、助けると言ってくれた」

 大谷選手は水原氏がお金を借りている相手が賭博の胴元であるとは知らず、また、違法なことなのかについても尋ねなかったという。

水原氏が語った自身の巨額借金

 大谷選手が借金を支払うことに同意した後、2人は大谷選手のコンピュータで大谷選手の銀行口座にログイン、取引の説明には「ローン」と入れ、数カ月にわたって、8、9回、50万ドル(約7500万円)ずつ送金したという。 最後の支払いは昨年10月に行われたようだ。

 水原氏は大谷選手に借金の支払いを求めることにより、自身や大谷選手が危険にさらされることになるとは思っていなかったとも話している。

 また、450万ドルという借金について「恥ずかしい」、「妻は今に至るまで、このことについて何も知らなかった」とも述べている。

 大谷選手に借金返済を求めた後、水原氏は数週間は居心地の悪さと罪悪感を感じ、「彼を見るのは辛かった」と述べたが、大谷選手の方はというと「彼は素晴らしい人で、ほとんど何事もなかったかのように前に進み続けていた」と話している。

「長年の相棒を裏切って、刑務所送りにするのか」

 また、水原氏は大谷選手に肩代わりしてもらったお金を返済すると話したことや、大谷選手はギャンブルは恐ろしいことだと思っており、「彼はチームメイトがいつもギャンブルをしているのを見て、『なぜ彼らはこんなことをするんだろう? ギャンブルは良くない』と話していた 。人々は遠征中にカジノに行こうと彼を誘ったが、彼は決して行かなかった。 彼はギャンブルに興味がない」とも述べている。

 あまりにも生々しい肉声だ。これ、全部ウソ、作り話なの? と誰もが首を傾げるのではなかろうか。実際、この肉声に対するSNSの反応を見ると、この肉声の方が、水原氏窃盗説よりも信憑性があるという声があがっている。

「オオタニのお金を盗んだら、普通、逮捕されると考えるだろう。オオタニが彼の借金を返すのに同意したという話の方がずっと信憑性がある。彼らはその話の方に固執すべきだった」

「何が起こったかは明らかだ。彼らはドジャースにそれ(大谷選手の借金肩代わりのこと)を伝え、それが報道された。その後、それがオオタニを窮地に陥らせることがわかったので、ドジャースやMLBは話を変えさせた」

「脳ミソが半分しかない人でも、何が起きているか理解できることだ。ESPNはスポーツ界最大のスキャンダルに遭遇した。MLBやドジャース、大谷選手の担当者らは必死になってもみ消そうとしているんだ」

 アメリカでも、大谷選手と水原氏の二人三脚ぶりは知られていたことから、「オオタニは長年の相棒を裏切って、刑務所送りにするのか」「オオタニが刑務所に行け」などの卑劣な声もあがっている。

「オオタニが知らないなんてあり得るだろうか?」大谷翔平(29)の窃盗トラブルが全米の注目を集めた“ニッポン人が知らない理由”

 3月20日、ドジャースの大谷翔平選手(29)の元通訳・水原一平氏(39)が違法賭博に関与した疑いで解雇された問題は、アメリカではどのように報じられ、なぜこれほど注目を集めることになったのか。そして日本時間26日に予定される大谷選手の記者会見では何が語られるのか…。ロサンゼルス在住のジャーナリストが全米を揺るがす騒動の実態を追った。(全2回の後編/前編を読む

◇◇◇

「話が変わったことは衝撃的な展開だ。隠蔽は犯罪よりも悪質だ」

 テレビ番組「CBSモーニングス」では、元連邦検察官のジョシュア・ナフタリス氏が「オオタニは連邦犯罪であるマネーロンダリングに巻き込まれる可能性がある。オオタニは最初は借金について知っていると報じられたが、その後、話が変わったことは衝撃的な展開だ。多くの場合、隠蔽は犯罪よりも悪質だ」と述べている。

 つまり、水原氏の作った450万ドルの借金を払うために、大谷選手が電信送金を承認したことが明らかになれば、マネーロンダリングの範疇に入る可能性があるというのだ。

 また、ナフタリス氏はこうも続けている。

「450万ドルという金額は、通訳にとっては高額だ。しかし、この金額は、プロのアスリートにとっては失っても許容できる金額だ。だから、彼は通訳を表の顔として使っていたのではないか? という疑問が生じる」

 FOXスポーツの司会者、クレイグ・カートン氏は、オオタニ陣営が話を変えたことを問題視している。ちなみに、同氏は、賭博の借金を返済するために、チケット詐欺をして逮捕され、懲役3年半と賠償金460万ドルの判決を言い渡された過去がある。

「オオタニ陣営は当初の話を変えるという大変な計算ミスを犯した。賭博の問題を抱えた友人をオオタニが助けるということは、とても信じられる話だ。しかし、彼らは話を変え、お金が盗まれたと主張することで、パンドラの箱を開けてしまった。

 今は、通訳の言うことを信じる必要が出てきている。今や、オオタニの友人が犯罪捜査の焦点になっている。今回の容疑は、詐欺、窃盗、横領だ。多くの人が調査を始めれば、もっと多くのことが明らかになるだろう。煙が立つばかりで火は出ないかもしれないものの、彼らが通訳を利用して、話を180度変えたことは少なくとも懸念を生む」

オオタニが知らないなんてあり得るだろうか?

 USA Today紙の野球コラムニストのボブ・ナイチンゲール氏は、同紙のコラムで、大谷選手が多額の電信送金を認識していなかったことにただ驚きを隠せない様子だ。

「違法な胴元に50万ドルの複数回の支払いが電信送金されていたことをオオタニが知らないなんてあり得るだろうか? オオタニは、野球からマーケティングの知識に至るまで、これまで会った中で最も聡明な人物の一人なのだ。エンゼルスの元チームメイトたちも、渡米以来、仲がいい水原のギャンブル癖にオオタニが気づいていなかったのは不可解だと話している」

 一方、ニューヨーク・ポスト紙の野球コラムニスト、ジョン・ヘイマン氏は同紙で、大谷選手は世間知らずで、経済面では能がないから通訳に騙されたとする皮肉を述べている。

オオタニと野球界にとって一番都合がいい“シナリオ”

「オオタニ陣営は、長年の元通訳兼友人はオオタニを騙してきた素晴らしい俳優であり、オオタニは騙されやすく、世間知らずで、また、親友についてはひどい趣味を持っているという話を作っている。不明点は数多くあるが、今のところ、彼は野球史上の天才だが、経済面ではウスノロであるという話が、オオタニや野球界にとっては一番都合がいい」

 大谷選手を見つめてきた、ロサンゼルス・タイムズ紙のスポーツコラムニスト、ディラン・ヘルナンデス氏は大谷選手に「大人になって、状況に対処しろ」とコラムの中で叱咤激励している。

「このような話は何年も生き続け、次の展開や次の新事実が出てくると蒸し返される可能性がある。オオタニはこの状況に対処しなければならない。このようなことが2度と起きないようにする必要がある。 彼は付き合う人々についてもっと注意深くならねばならない。

 自身が人々にどう映るのかもコントロールする必要がある。スキャンダルはパフォーマンスに影響を与える可能性があるからだ。 フィールドで子供であり続けるためには(同氏は、大谷選手はフィールドでは試合を遊びのように楽しむ子供のようだと見ている)、フィールドから離れたら大人にならなければならない」

 気になるのは、今後の展開だ。日本の国税庁に当たるIRSが水原氏とボウヤー氏の捜査を開始し、MLBも調査開始を発表した。そんな中、大谷選手は法的トラブルに巻き込まれる可能性はあるのだろうか? ネバダ州とアイダホ州で、17年にわたり刑事事件の弁護人を務め、賭博事件での弁護経験があるダスティン・マルチェロ氏は、スポーティング・ニュースでこう解説している。

直面している法的トラブルを整理すると…

「法的トラブルにオオタニが直面するかは、彼が水原氏の賭博行為を知っていたかに依る。今わかっているのは、オオタニの名前で50万ドルの電信送金が少なくとも2回あったということだ。 わからないのは、オオタニ陣営が主張するように送金が不正に行われたのか、それともオオタニが賭博の借金と承知の上で送金を行ったのかということ。

 承知の上で送金した場合、カリフォルニア州ではスポーツ賭博が許可されてはいないものの、連邦政府は“違法賭博の使用”という罪では通常告発しない。代わりに彼らは、電信詐欺、銀行詐欺、税金詐欺などIRS絡みの違法行為を告発する。つまり、50万ドルを銀行口座に送金した場合、IRSにそれを報告しないわけにはいかないということだ。

 もしオオタニがそのような詐欺で有罪判決を受けた場合、彼は懲役刑と罰金を科される可能性がある。またもし、オオタニが、賭博の借金を払うための送金だと知らなかった場合は、彼には罪が科されない。そのため、オオタニ陣営は、突然話を変えたのだろう」

 つまり、大谷選手が50万ドルを送金していて、IRSにそれを報告していなかったとしたら、問題になるわけである。

 しかし、水原氏が不正に送金していた場合、水原氏はどのようにして大谷選手の銀行口座にアクセスし、送金したのか? そんな疑問も、スキャンダルを掻き立てている。日本時間26日に予定されている記者会見で、大谷選手は疑念を払しょくすることはできるだろうか。