前回の記事では活動再開することになってご機嫌という内容でしたが、ここに至るまで色々思う事ありました。

 

コロナ騒動が始まる1年ちょっと前くらいからママさんブラスの合奏がしんどくなり、辞めようかと考えていました。

前回の記事にも書いたとおり、最初に習ってたフルート教室で壊れた楽器を吹かされる、しかもその状況で音が出ないのを生徒のせいにさせられるというあり得ない対応をされていたので、習ってる割には全然上達しませんでした。

それでよそのフルート教室で基礎からやり直すことにしたんですが、なんせ年単位でおかしな癖をつけてしまったので、まともなやり方にしようとするとかえって音が出せなくなったんですわ。

 

それなのに楽団で演奏する曲の難易度は上がるわ、それまであまり言われなかった音程のことまで言われるようになるわ。

フルートはちょっとしたことで音程が変わって合わせるのが難しい楽器なのに、音を出すのが精一杯の状況で音程のことまで言われるのは本当にしんどくて。

そんな時に、他のパートの人から一緒にFF(ファイナルファンタジー)の曲をやろうと誘われました。

全然うまく吹けない私で足を引っ張ってしまうのに、それでも声をかけてもらえて本当にうれしかったです。

また、ずっとやりたかった大好きな曲を吹奏楽で演奏できることもうれしかったです。

合奏

↑アンサンブル発表会の練習でFFのテーマを吹いてるところ。

一番右のフルートが私。

 

FFのテーマを有志で演奏という目標ができたので、何とか辞めずに続けることができました。

…といっても、この当時は楽団の曲よりもFFの曲を吹くために練習に来ていたようなものでした。

ちょうどコロナ騒動が始まる直前の2020年2月にアンサンブル発表会があって、そこでFFのテーマをお披露目することができました。

 

アンサンブル発表会の1ヶ月くらい前に、フルートパートでは人数が増え過ぎたので、募集制限をかけた方がいいのでは?という話が出てきました。

今までは人数もそんなに多くなく人の入れ替わりも激しかったのもあって、来るもの拒まずの方針でやってきてたのですが、他のパートからもフルート多すぎちゃう?という話があったそうで、フルートの入会希望者は退会者や休会者が出た時に受け入れようという話になりました。

そんな話が出てきたので、それならアンサンブル大会でFFのテーマを吹いてそれで辞めちゃおうかな、私の代わりに小さい子供のいるフルート吹きの人に入ってもらったらいいかも、合奏にもついていけてないしフルート教室の練習に専念する方がいいよね、と考えていました。

 

とはいえ、立ち上げからかかわってきた楽団なので思い入れもあるし、すっぱりと辞める決心もつかず。

また、2020年の練習曲の宝島と星野源のドラえもんはやりたかったし、2021年1月には音楽ホールでの定期演奏会も予定されてたので、それなら音楽ホールで(普段は講演会をやるような舞台のない場所でやってた)宝島とドラえもんを演奏してから辞めようとも考えていました。

 

一緒にFFのテーマを吹いた人に、FFの曲をやろうと誘われた時、実は楽団の合奏がしんどくて辞めようかと思ってた、という話をラインで送ったところこんな風に返事がきました。

「演奏者には音楽(曲)に対する思いが一番重要かなと思いました。技術も知識も音程もおいといて何より大事だと思いました。

しまごんさんの音楽には、しまごんさんの思いが一番重要であり、それに比べると周りの声などは小さな事だと私は思っています。」

こんな風に言ってもらえて、めっちゃうれしかったですえーん

これに励まされて、とりあえず宝島とドラえもんはがんばって吹くを目標にしようと思い、その後のことはその時に考えることにしました。

 

…その後、2020年3月から全国一斉休校に伴い公共施設が休館となり練習もできず。

7月から再開したものの、ずっと個人練習のみで活動らしい活動もできずで、やっと今月からぼちぼち活動再開となりました。

その間事情が変わって、練習曲の内容も変わってしまいましたが、できる範囲でやっていこうと思っています。