こんにちは。Elmarです。

 

昨日、ママ友とランチに行ってきました。先日、悪性腫瘍が見つかった友人です。

 

明日から、抗がん剤治療が始まるとのことです。治療が始まると、薬の副作用で、頭髪は抜け、皮膚は乾燥し、食欲減退、発熱、倦怠感…色々な副作用と闘わなければなりません。

 

だから、その前に、普通にランチをする機会が持ててよかったわ、という彼女。

 

彼女は、ウィーナー・シュニッツェルのフライドポテト添え。私は、チキンカレーを注文。そえぞれしかっり平らげた上に、デザートのティラミスも食べました。

 

会話は、彼女の身にこの半年で起こった「」と「病気」の事が中心でした。私には、未経験の領域の話なので、重いテーマではありますが、知らない人が、私たちを見たら、月曜の昼下がりに優雅にランチを楽しむ友人同士にしか見えないでしょう。その位、今の彼女は、普通に食べられるし、恋して痩せて綺麗になったし、友人と会う活力もあるのです。

 

別れ際に、「もしかして、連絡が途絶えたり、会って様子がおかしいこともあるかもしれないけど、それは、薬のせいだからね。本当の私じゃないから。」という彼女。

 

彼女と会っていた時は、私は無意識に「またすぐこうやって会えるよね」という未来がある気持ちで接していたんですが、今になって、「癌」であることや「抗がん剤治療をすること」の意味をズシーンと感じています。

 

これまでの「いつもの彼女」とは、当分、お別れなのです。彼女も、それを自覚しているのです。

 

「癌」になることを考えると、私を取り巻く日常のストレスなど、本当に些細な事だなと思います。健康があっての、「普通」の日常ですね。

 

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