殺人兵器 コロナワクチンー3 | 松野哲也の「がんは誰が治すのか」

松野哲也の「がんは誰が治すのか」

治癒のしくみと 脳の働き

 従来のワクチンは 安全で基準に適ったウイルス株を 特定の細胞で培養し、増殖したウイルスをそのまま(生ワクチン)あるいは不活化(不活化ワクチン)するとか分解(スプリットワクチン)して 接種に使っていました。

 今回のワクチンは コロナウイルスの表面にあるスパイク(突起)タンパク質の遺伝子配列をコードしたmRNA (メッセンジャーRNA)をヒトに投与し、体細胞内で 同タンパク質をつくらせる仕組みで成り立ちます。

 

 RNAは体内で RNase (RNA分解酵素)によって速やかに分解されるので、それを防ぐため 同ワクチンであるmRNAの塩基U(ウラシル)はメチル化されています(立体構造の変化によって、RNaseで分解されにくい)。

 

 mRNAワクチンの脂質ナノ粒子の表面は、ポリエチレングリコール(PEG)という人工化合物でコーテイング(覆われ)されている。

 細胞膜に親和性の高いPEGでコーティングされたナノ粒子は、血中を長時間循環しながら全身の細胞に取り込まれる。

 まず異物処理臓器の肝臓や脾臓、次いで卵巣、副腎、睾丸、骨髄、卵巣、精巣をはじめあらゆる組織の細胞に取り込まれた難分解性のmRNAが 細胞内に高濃度に蓄積する。そこで異物のスパイクタンパク質が産生されると、感染細胞と見なされて免疫細胞により攻撃される。

 

 

 ところで、変異するスパイクタンパク質をもったコロナウイルスに対する有効な免疫は ワクチンの追加接種により本当にできるのでしょうか?

 スパイクタンパク質自体が血管内皮細胞を傷害して血栓症や血管病態などの重篤な症状を惹き起こすことは 今回のパンデミックで既に証明済みです。