再検証・オアシスの音楽 | R.Gallagherの世界一面白いブログ!!

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今晩は。

僕のオアシスと言うバンドへの評価には矛盾していると思われても仕方が無い面が多々有るのも事実ですので、

ちょっと改めて考えてみたいと思います。

先ず、最初の2枚である『オアシス』と『モーニング・グローリー』や、

初期のB面集である『ザ・マスタープラン』には、

オアシスのディスコグラフィーを代表する歴史的名曲が並んでいる事は確かです。

しかし、その一方で3枚目の『ビィ・ヒア・ナウ』が、

そんな初期のオアシスの分厚く官能的なギター・サウンドの完成型である事も事実です。

僕が、『ビィ・ヒア・ナウ』こそがオアシスの最高傑作と評する由縁はそこに有ります。

ただ、ここでオアシスと言うバンドへの評価を止めてしまうのは、

真のオアシス・ファンとは言えないと思います。

やはりオアシスと言うバンドに纏まった評価を下すなら、

その後の歩みにも着目せねばなりません。

まず、リズム・ギタリストのボーンヘッドとベーシストのギグジーが、

そのプレイヤビリティーの低さを引け目にオアシスを抜けた後に、

アラン・ホワイトのドラムとノエル・ギャラガーのギターとベースの音を最大限に使って、

ビートルズの『リヴォルヴァー』も踏襲されたかたちで作られた4枚目の『スタンディング・オン・ザ・ショルダー・オブ・ジャイアンツ』は、

オアシスのディスコグラフィーの中でも殊更異彩を放った作品でした。

当時のノエル・ギャラガーのダークな心象風景がそのまま音に表れたそのサウンド・プロダクションは、

やはり当時のオアシスにしか作れなかったであろう独特の音色を誇っています。

収録されている楽曲群のクオリティーも、

“ゴー・レット・イット・アウト!”や“フー・フィールズ・ラヴ?”や“ホエア・ディド・イット・オール・ゴー・ロング?”や“サンデー・モーニング・コール”に象徴的ですが、

初期のオアシスの楽曲に顕著であった多幸感は薄まりながらも、

それとは引き換えにちょうど中期に差し掛かった頃のビートルズの楽曲群の様な面白味を獲得してもいます。

次に5枚目の『ヒーザン・ケミストリー』ですが、

ゲム・アーチャーとアンディ・ベルをメンバーとして迎えて最初に作ったこのアルバムは、

“ヒンドゥ・タイムス”や“ストップ・クライング・ユア・ハート・アウト”や“ソングバード”や“リトル・バイ・リトル”の様な、

新しいかたちのオアシスの名曲群が極めて丁寧且つ誠実にレコーディングされた作品でした。

確かに、そこには初期のオアシスの楽曲に帯びていた若さやそれ故の危うさからくる独特の煌めきは無いかも知れませんが、

リアムとノエルのギャラガー兄弟がミュージシャンとして更に成熟した事を物語る大事な1枚として成立しています。

そして6枚目の『ドント・ビリーヴ・ザ・トゥルース』です。

アンディ・ベルが書いた“ターン・アップ・ザ・サン”がそのクオリティーに見合う1曲目と言うポジションを獲得して、

その中でノエル・ギャラガーがラーズのリー・メイヴァース的な演奏を披露していると言う前提や、

“マッキー・フィンガーズ”や“ライラ”や“インポータンス・オブ・ビーイング・アイドル”や“パート・オブ・ザ・キュー”や“レット・ゼア・ビー・ラヴ”と言うノエル・ギャラガーの冴え渡るソングライティングの賜物、

それに続く佳曲揃いのリアム・ギャラガーのソングライティング、

そして『ロード・ドント・スロウ・ミー・ダウン』に顕著な様に、

一つのライヴ・バンドとしてはこの時期こそがオアシスの絶頂期であった事を考えれば、

安易にオアシスの歩みを初期だけを前提に考えるべきではないのです。

7枚目の『ディグ・アウト・ユア・ソウル』は、

アークティック・モンキーズが生んだ新しいロックンロールのかたちへの返答として作られたのであろう、

所謂、モダンな音作りへの意識ばかりが先行した作品でしたが、

それでも、

“バク・イット・アップ”や“アイム・アウタ・タイム”や“フォーリング・ダウン”の様な名曲は入っていますし、

充分にソング・オリエンテッドで且つアルバム・オリエンテッドな作品としても成立しています。

以上の全てを前提を踏まえぬままに、

オアシスと言うバンドの歩みを振り返って考えても、

それは「古参のファンには」無意味です。

僕が『スーパーソニック』と言うドキュメンタリー映画の存在に否定的な理由はそこに在ります。

確かに、

個人的なオアシスの楽曲のベスト5が、

“リヴ・フォーエヴァー”に“ドント・ルック・バック・イン・アンガー”に“ホワットエヴァー”に“アイム・アウタ・タイム”に“スーパーソニック”と言うのは、

その8割を初期の曲が占めているので矛盾している様に感じられるかも知れませんが、

しかし、アメブロのプロフィールとかに載せている4枚組の自家製のオアシスのベスト盤の曲目もチェックをして頂ければ、

その選曲が如何に上記の前提に則しているかが理解して頂けると思います。

確かに、

殆どのブログで初期のオアシスの3枚のアルバムのジャケットの写真を添えてもいますが、

それは飽くまでも便宜的なものです。

きっと来年の今頃の僕のブログには、

毎回毎回リアムとノエルのギャラガー兄弟のそれぞれの新しいソロ・アルバムの写真が添えられてもいるでしょう。

GLIM SPANKYみたいに、

『スーパーソニック』を観てオアシスの魅力に改めて惹かれた今の若い人には悪いですが、

僕としてはそんな余計なドキュメンタリー映画を作るぐらいなら、

やっぱり「ネブワース」の映像や音源をそのまま作品化して欲しかったです。

結論としましては、

やはりオアシスの最高傑作は映画の『スーパーソニック』にて振り返られた以降に作られた3枚目の『ビィ・ヒア・ナウ』、

でも、オアシスが一つのバンドとして完成されていたのは6枚目の『ドント・ビリーヴ・ザ・トゥルース』の頃、

と言った処でしょうか。

以上が今の僕のオアシスと言うバンドへの所感です。

最後までお読みになって下さいまして、
本当に有り難うございます。

今後とも宜しくお願い致します。

それではまた、
次回の日記にて!!


【主なお薦めミュージシャンのリスト】

リアム・ギャラガー
ノエル・ギャラガー
バーナード・バトラー
ジョン・スクワイア
リー・メイヴァース
エドガー・ジョーンズ
(エドガー・サマータイム)
ポール・ウェラー
ジョニー・マー
ザック・スターキー
フィオナ・アップル
キャット・パワー
スターリング・モリソン
ニコ
キャロル・キング
マリアンヌ・フェイスフル


【ウイイレの僕のチームの選手一覧】
(※勿論、バイエルン・ミュンヘンです)

1.ノイアー
2.メルテザッカー
3.メッツェルダー
4.ラーム
5.フンメルス
6.ケディラ
7.シュヴァインシュタイガー
8.ノエル・ギャラガー
9.リアム・ギャラガー
10.野本亮一
11.クローゼ
12.バラック
13.シュールレ
14.ダイスラー
15.ゲッツェ
16.クロース
17.C.ロナウド
18.トーマス・ミュラー
19.ロイス
20.ポドルスキー
21.僕の弟
22.カカ
23.エジル
24.クラマー
25.ドラクスラー
26.フリードリッヒ
27.ミハエル・シューマッハー
28.ラルフ・シューマッハー
29.本山雅志
30.シュターケ
31.ケール
32.キミッヒ
33.メッシ
34.イェレミース
35.松田直樹
36.ユリアン・ヴァイグル
37.大学時代のバンドのドラマーのI君
38.大学時代の一番の親友のN君
39.フェルナンド・トーレス
40.楢崎正剛
(※このチームに大好きなシェフチェンコやラウールやテュラムが居ないのは、彼等がゲーム内で所属しているレアル・マドリードやACミランやユヴェントスでの存在の大きさをリスペクトしているからです。逆にC.ロナウドやメッシやフェルナンド・トーレスが居るのは、エディット機能で新規作成した選手だからです)


【好きな女性有名人のリスト】

石橋杏奈
畑下由佳
岩本乃蒼
笹崎里菜
吉岡里帆
武田玲奈
唐田えりか
松山桐子
稲村亜美


【恒例附記】

僕がノエル・ギャラガーにスカウトをされて、
プロのシンガーソングライターになれた場合の作品の構想は以下の通りです。


ソロ名義一作目:『モノローグス』
サンクチュアリーの一作目:『The Greatest Hits』

DISC1

1.First Words
2.Morning Light
3.黒いカーディガン
4.振り返ったら悲しくなるから
5.空の下で
6.美しい花
7.輝くために
8.影も視えなくて
9.冷たい女
10.償い
11.命綱
12.空を見上げただけだった
13.どんなことにも
14.奪還
15.生きて行くこと
16.不確かな予感
17.命綱(ストリングス・ヴァージョン)

DISC2

1.愛して下さい
2.ペルソナ
3.Crazy Love Melody
4.死に損ない
5.レクイエム
6.真実?
7.No More Dream
8.奏でるべきもの
9.ランドスケープ
10.ソング・オブ・ヴェスパ
11.光が射して
12.日溜まり
13.未来
14.永遠
15.ずっとそばに
16.オプティミスティック


サンクチュアリーの二作目:『シュトゥルムドゥラング』

1.ディスクール.1
2.ディスクール.2
3.フライング・アウェイ
4.スタンディング・アローン
5.シュトゥルムドゥラング
6.ジークフリート
7.汚れた指
8.リフレイン
9.恋は止められない
10.君のせいじゃない
11.ボタン
12.イマジネーション
13.虚勢
14.激情


サンクチュアリーの三作目:『トゥモロー・モーニング、(アイル・ハヴ・ア・フィーリング)ロスト・フォーエヴァー』

1.ありがとう
2.流れの中に
3.君を想って
4.ピュア
5.オーヴァーグラウンド
6.ブラックホール
7.イヴェント・ホライズン
8.ユニヴァース
9.青の座椅子
10.朝顔
11.昼下がりの背徳
12.流れた星が凍った夜に


サンクチュアリーの四作目:『完璧な幸せ』

以下、収録予定曲

ロックンロール・スター
情況
話していたい
何処にも行かない
少しずつ
残像
行かないで
贖罪
自由
世界の何処かに
晩餐
完璧な幸せ

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