今晩は。
僕が折りに触れて使う｢官能的なギター・サウンド｣と言う表現に関してですが、
間違っても渡辺淳一とかのお安い官能小説とかを連想されても困るので、
(※既に故人ですが、僕が渡辺淳一が嫌いな理由は、以前にTBSの『ゴロウ・デラックス』で愛人を妊娠させて堕胎をさせた過去を淡々と無表情で語るその人格の冷淡さと卑しさを目の当たりにしたからです。それ以前から、『失楽園』ブームを契機に懐疑的に渡辺淳一の言動を眺める僕が居たのも確かですけど)
今一度、｢官能的な音｣と言うものについて解説をさせて頂きます。
結論から先に言えば、
｢官能的な音｣とは、
ただ単に格好良いとか技術的に高度と言ったレヴェルに留まらず、それを聴いただけで脳に何だかエロティック(※この何だか気恥ずかしい単語を顔を紅らめて入力している僕も居ます←ここ重要)な成分を注入された様な気分になれる、独特な音の事です。
端的な定義付けが済んだので、
ここからは、
その代表例となるアーティストや作品を挙げて解説を加えさせて頂きます。
ロックンロールのサウンドに意識的に音の官能性を帯びさせた第一人者はやはり、
ジーザス&メリーチェインやマイブラの様な、轟音のギター・サウンドとそれとは対照的な甘美な歌のメロディーとを融合させたバンドでしょう。
(※マイブラに関しては、世間的には『ラヴレス』の方が高い評価を集めていますが、甘美な歌のメロディーをより楽しめる『イズント・エニシング』の方が個人的には好きです)
彼等から見れば後進のオアシスが、
CDデビュー前にはノエル・ギャラガーのリード・ギターを全面的に強調したサウンドでライヴ活動を展開していたのとは打って変わって、
いざCDデビューを果たしてみると、
明らかに所属するクリエイション・レコードの先輩であった先述のジザメリやマイブラの様な分厚く官能的なギター・サウンドと、
ビートルズをも上回るキャッチーな歌のメロディーを融合させた奇跡的に普遍的な音楽を作ってみせた事で、
それが即効的に時代に受け入れられたのも必然でした。
そんな初期のオアシスのサウンドの完成型こそが、
『ビィ・ヒア・ナウ』だと思うのです。
そして、
そんな時代の流れと添い寝をする様に、
やはり分厚く官能的なギター・サウンドと甘美な歌のメロディーを融合させた別のバンドが、
『テリング・ストーリーズ』のシャーラタンズや、
『アーバン・ヒムス』のヴァーヴや、
『宇宙遊泳』のスピリチュアライズドと言った面々でした。
この4枚の歴史的名盤が全て同じ1997年にリリースされている事も象徴的です。
その一方で、
翌年にリリースされたバーナード・バトラーのソロ・デビュー・アルバムも、
やはり音が官能的です。
僕はこのアルバムを買った時、
先ずは最初にデビュー・シングル曲であった“ステイ”を聴いてみたのですが、
そのイントロで鳴らされるピアノの音の官能性には驚愕したものです。
その後に、
元々、バーナード・バトラーが在籍していたスウェードのデビュー・アルバムと“ステイ・トゥギャザー”を買ったのですが、
明らかにスミスのジョニー・マーからの影響が窺えるバーナード・バトラーの官能的で前衛的なギター・ワークには度肝を抜かれました。
特に、“ステイ・トゥギャザー”のギター・パートに留まらず、
曲の全編に亘るアレンジの官能性と前衛性には、
自分の音楽の嗜好の幅を拡げて貰えました。
他にも音の官能性の重視が結実した作品として挙げられる名盤が、
ストーン・ローゼズの『セカンド・カミング』です。
そして、
そう言ったイギリスの素晴らしいミュージシャン達とは全く異なるフィールドで頑張っていたアメリカの孤高の女性シンガーソングライターのキャット・パワーの作品群も(※代表作は『ムーン・ピックス』か『ユー・アー・フリー』でしょう)、
やはり音の官能性と前衛性に充ち充ちています。
｢音の官能性｣と言う概念がイマイチ言葉だけではよく分からないと言う方々は、
このブログでご紹介させて頂いたアーティスト達の作品群を試しに聴いてみて頂きたいです。
それで何となくでも理解が出来たら、
90年代以降の洋楽のロックンロールを楽しむ佳き入り口となるでしょう。
最後までお読みになって下さいまして、
本当に有り難うございます。
今後とも宜しくお願い致します。
それではまた、
次回の日記にて！！
【附記】
今週も、
TBSラジオの宮川賢さんの番組に投稿してボツになった大喜利のネタを列記させて頂きます。
【ラブリー大喜利お題】女優の中谷美紀さんが、超エリートのドイツ人ビオラ奏者と交際していることが判明。 得意の英語で話しかけたことですぐに意気投合したとのこと。では、中谷さんが「コイツ、日本語わかんねーからいいや」と思って時折、口にしているであろう一言は何でしょうか？
以下が僕のボツネタです。
・ビールばかり飲みやがって……
・イタリア抜き、イタリア抜き、うるせえんだよ。
・ソーセージしか食うもんねえのかよ？
・芋ばかり食いやがって……
・EUROで敗けたクセに……
・シューマッハーの意味が靴職人って聞き飽きたよ。
・だから2回も戦争で敗けたんだよ。
・PK戦に弱いクセに……
・だからFWが育たないんだよ。
・Beatlesはドイツ三大Bとは関係無いぞってダジャレ、聞き飽きてんだよ。
・Beatlesはドイツ三大Bとは関係無いぞ。ま、ハンブルグで修行してたけどなってベタなジョーク、聞き飽きてんだよ。
・クラシックしか有名なミュージシャンが出てないクセに……
・(F1の)ロズベルグ、ロズベルグ、うるせえんだよ。
・グアルディオラに愛想尽かされたクセに……
・スポーツと車にしか興味が無いのかよ？
・ベンツとBMWのどっちを買おうかなって、何週間悩んでんだよ？
僕のボツネタは以上です。
今回はお題にドイツが絡んでいたので読まれたかったんですけどね～。
ま、来週も頑張ります！！
【最近のTwitterからの抜粋】
・競馬のジャパンカップはゴールドアクターとリアルスティールを応援してます。ライアン・ムーアが乗るならリアルスティールは千載一遇のチャンスでしょう。F1の方は勿論断然、ロズベルグを応援してます。ロズベルグがタイトルを獲ってくれないと暗い週明けになりそうだなあ。
・リアルスティール、外枠なのに先行争いに加わって脚を使っちゃって、最後の直線で全然伸びれませんでしたね。ライアン・ムーアの奇策がハマるかと思ったけど、残念！ #JC #ジャパンカップ
・2位でいいから、2位でいいんだから、せめて今日のF1のロズベルグはいつもの沈着冷静な走りを貫いて頑張ってくれ！！ #f1 #f1jp
・やったー！！ロズベルグがチャンピオンを獲ってくれたー！！おめでとう！！そして、有り難う＼(^-^)／ #f1 #f1jp
【主なお薦めミュージシャンのリスト】
リアム・ギャラガー
ノエル・ギャラガー
バーナード・バトラー
ジョン・スクワイア
リー・メイヴァース
エドガー・ジョーンズ
（エドガー・サマータイム）
ポール・ウェラー
ジョニー・マー
ザック・スターキー
フィオナ・アップル
キャット・パワー
スターリング・モリソン
ニコ
キャロル・キング
マリアンヌ・フェイスフル
【ウイイレの僕のチームの選手一覧】
(※勿論、バイエルン・ミュンヘンです)
1.ノイアー
2.メルテザッカー
3.メッツェルダー
4.ラーム
5.フンメルス
6.ケディラ
7.シュヴァインシュタイガー
8.ノエル・ギャラガー
9.リアム・ギャラガー
10.野本亮一
11.クローゼ
12.バラック
13.シュールレ
14.ダイスラー
15.ゲッツェ
16.クロース
17.C.ロナウド
18.トーマス・ミュラー
19.ロイス
20.ポドルスキー
21.僕の弟
22.カカ
23.エジル
24.クラマー
25.ドラクスラー
26.フリードリッヒ
27.ミハエル・シューマッハー
28.ラルフ・シューマッハー
29.本山雅志
30.シュターケ
31.ケール
32.キミッヒ
33.メッシ
34.イェレミース
35.松田直樹
36.ユリアン・ヴァイグル
37.大学時代のバンドのドラマーのI君
38.大学時代の一番の親友のN君
39.フェルナンド・トーレス
40.楢崎正剛
(※このチームに大好きなシェフチェンコやラウールやテュラムが居ないのは、彼等がゲーム内で所属しているレアル・マドリードやACミランやユヴェントスでの存在の大きさをリスペクトしているからです。逆にC.ロナウドやメッシやフェルナンド・トーレスが居るのは、エディット機能で新規作成した選手だからです)
【好きな女性有名人のリスト】
石橋杏奈
畑下由佳
岩本乃蒼
笹崎里菜
吉岡里帆
武田玲奈
唐田えりか
松山桐子
稲村亜美
【恒例附記】
僕がノエル・ギャラガーにスカウトをされて、
プロのシンガーソングライターになれた場合の作品の構想は以下の通りです。
ソロ名義一作目：『モノローグス』
サンクチュアリーの一作目：『The Greatest Hits』
DISC1
1.First Words
2.Morning Light
3.黒いカーディガン
4.振り返ったら悲しくなるから
5.空の下で
6.美しい花
7.輝くために
8.影も視えなくて
9.冷たい女
10.償い
11.命綱
12.空を見上げただけだった
13.どんなことにも
14.奪還
15.生きて行くこと
16.不確かな予感
17.命綱(ストリングス・ヴァージョン)
DISC2
1.愛して下さい
2.ペルソナ
3.Crazy Love Melody
4.死に損ない
5.レクイエム
6.真実？
7.No More Dream
8.奏でるべきもの
9.ランドスケープ
10.ソング・オブ・ヴェスパ
11.光が射して
12.日溜まり
13.未来
14.永遠
15.ずっとそばに
16.オプティミスティック
サンクチュアリーの二作目：『シュトゥルムドゥラング』
1.ディスクール.1
2.ディスクール.2
3.フライング・アウェイ
4.スタンディング・アローン
5.シュトゥルムドゥラング
6.ジークフリート
7.汚れた指
8.リフレイン
9.恋は止められない
10.君のせいじゃない
11.ボタン
12.イマジネーション
13.虚勢
14.激情
サンクチュアリーの三作目：『トゥモロー・モーニング、(アイル・ハヴ・ア・フィーリング)ロスト・フォーエヴァー』
1.ありがとう
2.流れの中に
3.君を想って
4.ピュア
5.オーヴァーグラウンド
6.ブラックホール
7.イヴェント・ホライズン
8.ユニヴァース
9.青の座椅子
10.朝顔
11.昼下がりの背徳
12.流れた星が凍った夜に
サンクチュアリーの四作目：『完璧な幸せ』
以下、収録予定曲
ロックンロール・スター
情況
話していたい
何処にも行かない
少しずつ
残像
行かないで
贖罪
自由
世界の何処かに
晩餐
完璧な幸せ
