今晩は。
TBSラジオのジェーン・スーさんがメインMCの『相談は踊る』を聴いておりましたら、
冒頭から「応援とは何か?」と言うお話が展開されていまして、
思うところがありましたのでこの文章を綴らせて頂きます。
今回のサッカーのW杯でも、僕は以前と変わらずドイツ代表を応援しております。
FWのクローゼには2得点以上を決めてW杯の通算最多得点記録を塗り替えて貰いたいですし、
一番好きなシュヴァインシュタイガーにもしっかり活躍して貰いたいです。
しかし、同じ応援とは申しましても、以前とは少しスタンスが異なっています。
昔は兎に角、この種の大舞台ではドイツ代表にきっちり優勝して欲しかったのですが、
今回はもう、別に優勝しなくても、最悪、全敗でも構わないから、どの選手にも無事に怪我をする事無く大会を終えて欲しいと思っています。
このまるで椎名林檎さんの“幸福論”の歌詞の様な心境への変化は、
昨年のチャンピオンズリーグにて、シュヴァインシュタイガーが所属するバイエルン・ミュンヘンが優勝した結果に起因します。
その時僕は、シュヴァインシュタイガーが一度でも世界の頂点に立ち、大願を成就した事によって、
シュヴァインシュタイガーも、ドイツ代表も、果たすべき使命は終えたのだと感じました。
そしてこれからは、ただもう、どの選手も僕がわざわざ強調するまでもなく一流である事を証明出来たのだから、無事に元気に残りのサッカー人生を楽しみながら全うして欲しいと考える様になりました。
勿論、今回のW杯でドイツ代表の残した結果が奮わなかった場合に自分の心が折れない様に予防線を張っていると言う側面はあります。
ドイツ代表が優勝するには不安材料が多過ぎるからです。
それは、開催地がサッカー王国ブラジルの地元である事。ドイツ代表にはイタリア代表やスペイン代表と言った苦手なチームが意外に多い事。中盤のタレントが豊富過ぎて逆にスタメンを固定出来ず、チームの戦術や連係が未完成である事等です。
でも、究極的には、結果じゃないのです。
自分が好きな選手が既に世界的な地位も名誉も結果も残している人物なら、
後はもう、同じ人間として、その選手の無事と幸福を願うだけです。
僕自身の話をさせて頂くなら、
本当はプロのシンガーソングライターになりたくてSNSでセルフブランディングをしている立場ですので、
もっとTwitterのフォロワーが増えないかなとか、
早くGREEのブログの書籍化のオファーを何処かの出版社様から頂けないかなとか、
明確な願望があるのですが、
現在の僕にとって「ドイツ代表を応援する事」とは、上述の様に選手の無事と幸福を願う事だけです。
最後までお読みになって下さいまして、
本当に有り難うございます。
それではまた、
次回の日記にて!!