チェックインの際に、オファーしていただいた20時からのナイトツアーに参加しました。
参加されるお客様は私たちを含めて2組です。
それぞれタクシーに乗って、東大寺二月堂に向かいました。
奈良のお店や仏閣寺院は17時にクローズされるので、20時の時点で、静寂に包まれます。
東大寺二月堂は、奈良で1270年以上、途絶えることなく続いている伝統行事『お水取り』の儀式が行われます。
『お松明』の火の粉を浴びると1年間無病息災に過ごせて幸せになると言われていて、その時期は沢山の観光客でいっぱいになるそうです。
何度も落雷で焼失したという良弁杉はアイコニックですね!
左の三角屋根は、大仏殿になります。
地元の方の奈良の夜景スポットだそうで、それはそれは美しかったです。
木製の手摺は何度も補強されているそうですが、お松明の重さで凹んでしまうのだそうです。↓↓
もともとは、小さなお松明で暗い階段や廊下の足元を照らしたのが始まりで、江戸時代頃から、『魅せる』儀式に変わっていったと聞きました。
裏参道に案内していただきました。
本当に静かで、神秘的な場所でした。
供米を作る田んぼも観られました。
歴史に思いを馳せる素晴らしいナイトツアーでした。
後日、地元の方と話をしましたが、普通は観光客が行けないような貴重な体験だと言われました。
ツアーにお声かけくださったホテルのコンシェルジュの方に感謝です
実は、登大路ホテル奈良のお松明が、ホテル玄関前にさりげなく飾られています。
もう少し季節が進むと、裏参道のあたりで、蛍も見られるそうです。
より幻想的な光景になるでしょうね