全体的に大好き

１５年以上前のクレヨンしんちゃんのエンディング曲をカラオケで歌うと、連れに「はて」という顔をされます。
いい曲が多いんですけどね。でも「はて」。
「スキスキ☆マイガール」という曲が幼い頃特に好きでした。映像では、曲にのせしんちゃんがシロに跨って草っぱらを疾駆します。それが、まるで意地のぶつかり合いかとでもいうようにロデオなみに激しく躍動して走るので、子供心に心配したものでした。
いい時代でしょう。
現代では、「はて」。
「はて」取締法を発布したほうが都合良いですね。


なぜなぜ科学、先生あのね、それは疑問で、ふしぎ遊戯です。
かいつまんで言うところに最近酒をやたら摂取するようになりました。
やぁだ言い方。摂取というとヤクのようですが至って健康で、かつ精神衛生上では不健康な摂り方です。
というのにもこれまで私は酒をいわゆる下戸っている状態で、あんまり、好きくないザマでした。
苦く、甘臭強いし、キャラメルコーンとかのほうが百倍魅せる。
ところが、「酔う」という私がすぐ入りがちな醜態、その瞬間におきていることの余りのどうでも良さ加減と気持ち良さに年齢が兼ね合ってきたのです。

酔って他人にもたれかかったり、助平なツラをする人にどうしても嫌悪があって「そうはなるまいぞ」と念じてきたのに、一度「やってみるか」と解除してみると、思ったよかやりようがある。
どうせ性格の悪い人間素行の悪い人間も酔ったらそれが悪化するのであれば、われわれ安全地帯気取り組も乱れていいのではないかと。損しているに違いない。
ようよう！そうなのよ。

でだ。タガが外れると、価値観が崩れると、人は簡単としたもんです。今まで羨ましいなあと草葉の蔭から思ってきた対象に自分が近づけた感覚、これすなわち界王拳のような、Ａ級妖怪のような、にやにや境地でしょう。
もはや過去に、一緒の席や座イスで酒をのんできた全仲間に感謝したいほど。
ああ僕私はずーっと、人を羨んできたのだなあと。
酒に弱い自分に嫌気が差しすぎて酔っ払いを避けていたのカアと。
そう五臓六腑。ないし二腑百景くらいに納得しました。
極端に言えば、「酔って人に迷惑を掛けるのはいけないけど、迷惑掛けるとも限らないうちから警戒してむざむざ酔わないでいるのも、つまらん」ということを勝手に悟ったように思います。勝手にです。ありがとうございます。
後先のことを考えるのが大人とも限らないのではないですか。結果酔っても迷惑掛けない術も勉強次第で身につきましょうし、あんじょうよろしゅうに的な次第。
美味しいと思えるようになったわけではなく、不健康ではあれど「怒りや負債をおさえる」ためにＯＳＡＫＥはあるのだと、自動的に勝手に知りました。
それはまっこと 宇多田ヒカルのように自動的、東京はやっぱり自分で生きていかなきゃいかんでぇ、カラスもヘチマも助けてはくれんさけな、と無言の忠告を聴くんですよ。

合点承知、嫌なことがあるのはたぶん劇的に当たり前で、どうしようもないので、酒でマインドを飛ばすしかないんでしょうねぇ。でなければ、モンテローザ的な酒の店があんなに閉店知らずだったりしない。やだね。
もっと言えば、ストレスの溜まりにくい私、ちょっとの嫌なこともその酒の力で何倍にも「忘れよう。でも何を？」って膨らませて楽しむことも容易です。是、変態です。
大食いで暴食が何よりの愉しみで全てそれでまかなえていましたが、たまにある小さな嫌な事をちょっと酒のほうに余らして、膨らまして、仰々しく肴にするんですよ。
これやってればいつかは強くなりますよって。攻撃力３０００くらいになりますよって。
でも、精神的には弱くなります。でも無理やり心の強さを維持するのは老体によくありませんってね。
のどごし生 から教わりましたね。
しかし“のどごし”って何？コントかな？


この度的なあれで、ネットで会った近所のお笑いさんと「マルナガ」というコンビを組みました。
札幌の優しい男です。人の好さが新高円寺のマックで会う前から前倒し的に予感できていました。
大事な部分です。
こちらに出場させて頂きます。


M-1&R-1＆KOC対策「お笑いコンテストライブ3」
日程：7/3(金)
時間：開場18:45 開演19:00
場所：なかのZERO視聴覚ホール
料金：1,000円(中野区民は無料 ※在住証明が必要)
MC：テラシマニアック&馬鹿よ貴方は・新道
出演：金子ほまれ、モロヘイヤ三上、マザー・テラサワ、西上とボク、きの、カズミファイブ、はまこ･テラこ、や団、ジャンポール、孔雀団、セプテンバーオール、もしかして村長、ハングリーぺんぎん、けものん、畑山大魂、まん☆だん太郎、シンボルタワー、ガコ、冷蔵庫マン、キャノンすえなが、はなしょー、ストレス＆ロマンス、はなちゃんねる、毒舌大臣、ウルトラキスミー、マルナガ 他


ＮＯ ＰＡＩＮ宜しくお願い致します。