「現代生活独習ノート」
津村記久子
コレの続きです

「フェリシティの面接」
霧深いロンドン
戦争中、死体置き場の仕事でフェリシティと出会った「私」
まるで機械のように有能なフェリシティに、探偵の秘書の仕事を紹介して以来
年に1回はその後の経過を観察するために
「私」はフェリシティと面接する

自分でいうのもなんですが、
これまでいくつも津村記久子作品を読み
あーーこのお話好きだわぁ
津村記久子先生はどの作品も染みるわぁなんてわかったようなカオしてきたんですけど
すみません
このお話に関しては
全く意味がわかりませんでした…!
なになに?
フェリシティさん、アップルコンピュータの創設者になる…ってコト?
それスティーブ・ジョブズってコト?
突然自分の読解力が皆無になったのかと思って焦った
焦って調べたところ、この短編は
「名探偵登場!」という、名探偵が出てくるアンソロジーに書かれた作品らしく
フェリシティとは、
アガサ・クリスティの小説、名探偵ポアロシリーズに出てくる
秘書のミス・レモンのことらしいんです!
アガサ・クリスティが下敷きになっているのか…!
どうりでロンドンだの戦争だの、殺人事件だの…
聞き慣れないワードが多いと思った…!
そういえば、「ポースケ」にもちらっと
ミス・レモンというワードがでてきたな
くぅ…!
わたしがクリスティ読んでたら、この短編も
「あー!アレね!」ってなったでしょうに…!
こうなったら読むか…?
クリスティ…!?
レモンといえばってわけじゃないけど
飲みやすくて美味しかったよ

よくわからないけど、コレ
のジェネリックですか?
