「やりなおし世界文学」
津村記久子
数ある世界の有名な文学作品を読み感想文を書くエッセイ

以前からいくつか作品を読み、
「なんか気になるかも…」
「結構良いかも…」
「かなり好きかも…!」
と、まるで恋のはじめみたいに
徐々に確実に想いを募らせてきた津村記久子作品←
これは初めて読むエッセイです
たくさんの文学作品の感想文なのですが
お恥ずかしながら、私が読んだことがある作品は
「脂肪のかたまり」と、「料理人」だけでした…
だから、これを読んで
「うんうん!わかる〜!」って感じではないんですけど、
ただ、この本を読む限り
どの作品もとても魅力的で。
文中に何回か、
「話術に優れた友達の映画や本の紹介がおもしろすぎて、
もはや実際に視聴したり読んだときの面白さを超える」
というようなことが出てくるのですが
この本もまさにそんな感じ。
ちょっと敷居が高いというか
難しそうというか
馴染みのない海外の文学作品も
ときどき混ざる、著者による温度低めの関西弁ツッコミで
すごく砕けておもしろく感じる
このエッセイで取り上げられている作品をどれか読んでみようと思っています
でもレビューはこのエッセイのパクリ文になりそうなのでたぶん書かない〜(笑)