「思い出リバイバル」
彩坂美月
コレの続きです

「ある犯罪の思い出」
高校一年生の和夫
林間学校で仁久山(ひとくやま)へ来た
この山は「人食い山」と呼ばれ、実際に恐ろしい事件が起きているという
そして、
和夫はひそかにクラスメートの静子に恋していた
しかし静子は和夫を拒絶する。
なぜなら、「私と関わった人は皆不幸になるから」
ここまでの、
思い出に捕われた依頼人+「映人」という構成ではなく
不幸の宿命を背負った少女と彼女に恋する少年の話が続く
この話のどこに「映人」が出てくるんだ?と不思議になりましたが
もちろんちゃんと関わってましたね
しかし、ここまで来ると「映人」ってほんとに何者?
魔法使いかなにかなの?
これまでと違った構成に若干戸惑いながらも
「映人」の本質に近づきそうな佳境の予感がする章でした
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