「おふるなボクたち」
中島たい子

コレの続きです下差し


最終話


「いらない人間」


今よりもはるかに科学が発達したものの、
人間たちは著しく脆弱な生き物になった未来。


ヤナセ博士は、遠い過去から送られてくる情報を読み取る技術を研究している
その裏で、秘密裏に過去の世界と繋がっている


それを嗅ぎ付けた政府関係者が訪れ
過去の世界から「いらない人間」をひとり連れて来るようにヤナセ博士に迫る

さもなくば、違法に過去の世界と繋がった罪でヤナセ博士を逮捕すると。

ヤナセ博士の選択は…?



まず、

「便利になりすぎて人間本体がどんどん脆弱化する未来」っていうのが

いかにもありそうでゾッとしましたね



これはコロナ禍よりはるかに以前に発表された物語ですけど



コロナコロナで厳戒体制の数年間を過ごして、

久しぶりにマスクも外してみたら


コロナ以外の既存の感染症に対しても抵抗力がかなり落ちてた

っていう現象が実際ありましたもんね



人間は適応する生き物だから

良すぎる環境にもあっという間に適応してしまうでしょう



そして、この最終話



実は第一話とリンクするんです下差し



そういえば第一話、え?このあとどうなるの?

と少し思っていたので


思わぬところで伏線回収できてスッキリしましたニコニコ気づき


これがこうつながるわけね!スッキリ!の踊り