ぞわぞわする感想文が続いていましたので、久しぶりにさわやかな感想文を
バスを降りたら
眞島めいり
通学バスで一緒になる、違う中学に通うふたり
奈鶴(なつる)
受験に合格し、付属中に通う一年生
だけど、「どうして英語を勉強するのか」という疑問を解消できないでいる
バスで偶然見た律のある行動から、毎日律から目が離せないでいる
律(りつ)
奈鶴の中学には不合格となり、別の付属中に通う
自分の中学校を好きになれず、高校受験のタイミングで再度受験をし直そうと考えている
劣等感と挫折を思い出させる付属中の奈鶴の姿を見たくないと思っている
あ、あまずっぱ~!
さわやか~!!
ヤングアダルト作品です。
昨日までのぞわぞわドロドロからの落差で足くじきそう
どうして勉強するのか?という疑問
名前も知らない誰かを、ずーっと毎日毎日眺め続けてしまう気持ち
逆に、よく知りもしない相手を、まるで敵かのように疎ましく思う気持ち
受験ひとつで人生のすべてが終わったかのような気持ち
生活のなんでもないところに、キラキラしたかけがえのないものを見つけられる
コレぜーんぶ、私にもいつかあった気持ちだわぁ
もーこの年になるとさ
どうして生きてるの?どうして働くの?と聞かれたら
そらまー生きるために働いて生きてるんだよ!だし
いい人もそうじゃない人も目の前にいなかったらどんどん忘れるし
受験から何十年も立ちすぎて、それだけで人生ひっくり返るなんてワケはないよね~と思うし
生活のキラキラ?
ひとりでゆっくりテレビでも観てオヤツ食べてる瞬間くらいかしら~みたいなね
忘れてたピュアで不器用な気持ちを思い出させてもらいました
だからラノベってしゅき!
でも正直、おばさんになって
かなり人生ラクになったなって実感もした





あの頃は、気持ちの中だけで毎日ヘトヘトになってわ


