漫画の事ばかり書いていましたが
小さい頃繰り返し読んだ本ってなんだか忘れませんよねぇ。児童書も大好きです

今日はその中から一つ
末吉暁子作 にげだした魔女のほうき
1983年…昔だぁ

主人公のゆう子のもとにやってきた古いほうきのおじいさんと、無愛想なねこのブルータス
実は彼らは恐ろしい魔女から逃げ出してきたのでした!
三人の間にちょっとおかしな友情が芽生え…しかし
そこへ恐ろしい魔女の追っ手が…!!
今思うと、昔の児童書って結構容赦ないというか
ふつうに不気味で怖い描写たくさんありましたよね

エンディングもハッピーなだけでなくわりとバッサリしてたり

それが、今でも忘れられない理由なのかもしれないですけど。。
このお話も、後半ジワジワと魔女の追っ手が来るんですが
それがめっちゃ不気味なんです

魔法にかけちゃうぞエーイ
みたいな感じではまるでなく


もはやスリラー的なサスペンス的な怖さなんです。
そしてラスト…ここまで昔の児童書のネタバレはどこまで気にしたらいいのかわかりませんが
マジ?え?こうなるの…?って感じでした
魔女から逃げずに立ち向かおう!と三人が団結するシーンがとても印象に残っているのです…

私はこの本を、久しぶりに図書館で見つけました
改めて読み返すと、え?怖いよ!!というところもあったりして懐かしかったです
