令和5年9月11日
ある日の通勤電車の中、車内は混んでいて
私が座っている優先席も一杯でした。
ある駅で幼い女の子とそのおじいさんと思われる2人が
乗ってきました。2人は多分初めて出会ってしまった
通勤電車の混雑に戸惑っているようでしたが、座ること
はできず,車内の通路に立つことになってしまいました。
幼い女の子もおじいさんに「ここに立っていよう」
と言われ,泣きそうになりながらも必死に立っていました。
優先席に座っていた私でさえ,譲ろうかなと思った位です。
そのとき、近くの一般席に座っていた男性が,なんの
ためらいもなく,「どうぞ、座ってください」と声を
かけて席を譲りました。
私はその光景を見ながら,何のためらいもなく譲れる姿に,
爽やかさを感じました。