令和5年6月23日
「アレはどうなったのかな?」、
「ああ、アレね。アレは彼がアレしたようだよ」
先日帰宅中の電車の中で、ふとこんな会話が
聞こえてきました。
具体的なことは何も言っていないのに、会話が
かみ合っているシュールさ。
本当のところ、会話している二人それぞれが
想像している「アレ」が一致しているかどうかも
不明ですが、私は思わず苦笑してしまいました。
とっさに固有名詞が出てこなくなる私たちの
年頃には、よくある会話で、“あぁ俺と同じだ”と
思ったからです。