令和5年5月29日
『昭和という時代』は、躍動感に溢れた時代でした。
そこには廊下の雑巾掛けとか玄関先の掃除とかを
怠けようものなら、直ぐに手が飛んで来る厳しい父と
いつもニコニコの顔の優しい母がいて、お節介な
隣人達がいました。
子供は毎日の遊びの中に冒険を見出し、大人は
「今日よりは明日がより豊かで幸せになれる」と信じて、
懸命に働いていた時代でした。
最近、よくこんな昭和の時代を「昔は良かったなぁ!」
との感慨を伴って想い出します。
きっと年を取り、今の激しい時代の変化にはとても
追いつけないという焦燥感が、昔を美化して、こんな思いを
させるのかもしれません。