あるサラリーマンの定年 | 人事労務日記~所長のつぶやき~

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人事労務コンサルティング事務所を経営する所長が日々の業務について思うことを綴ってます。

令和3年5月15日

 

 小説家の源氏鶏太氏は、
「親友のない人ほどさみしいものはない」と

氏のエッセイ集に書いています。
また、別のところには、「サラリーマンは孤独である」

とも書いています。

 

 65歳に達し、やっと長いサラリーマン生活を終え、

定年退職を迎えたサラリーマンの中には、定年の

祝杯をともに挙げてくれる友もなく、ひっそりと会社を

去って行く人もいるようですが、大勢の中でポツンと一人、

友もなく、趣味もなく、家族運も悪く、加えて職場では

出世のチャンスもなかったとしても、キチンと最後まで

勤め上げられた人は、きっと「負けてたまるか」という内

秘めた強い心を持っていたからでしょう。