令和3年3月26日
靖国通りの桜は、今日の風に揺られて随分と
散っています。
桜は、春になればサッと咲いてサッと散っていきます。
それが、桜の「自分らしく生きる」ことなのでしょう。
未だ咲いたばかりの桜も直ぐに散り始めます。
そんな散り始めた時、ひらひらと花を落とす桜並木を歩くと、
別れを惜しむかのよう頭や身体に花が舞い落ちてきます。
私が桜を最も美しく感じる瞬間は、この散り際です。
ひらひらと風に吹かれて舞い散って行く花びらは、
“いままで見てくれてありがとう。でも今年はもう終わり、
さようなら”と別れを告げているかのように思えます。