令和2年5月20日
40前、私は中国の広州に単身赴任していました。
当時は、未だ妻も母も元気でした。ある日、妻に連れられて母が、
私に会いに広州に来てくれました。
当時は日本からの直行便が無く、香港経由で一日がかりの
フライト(日本―香港―広州)でした。未だ若かった私でさえ、広州に
着くとクタクタになりますので、老齢の域に達していた母とその面倒を
見ながら旅した妻の疲れはとても酷かったでしょう。
だけど、二人ともそんなことはおくびにも出さず、ニコニコしながら
飛行場ロビーに現れました。私はそれを見て胸がジーンとしたことを
覚えています。
今でも私の頭には、飛行場ロビーに現れた時の妻と母の笑顔が
鮮やかに浮んできます。