令和元年7月6日
私が現役サラリーマン時代、「毎日出社はして来るけれど、
会社では特に熱心に仕事をするわけでもなく、机の上に白紙の
メモ用紙を置いているだけで、文章を書くでもなくダラダラと時間を
過ごし、終業時間になるとサッと帰ってしまう」という先輩社員がいました。
所謂「窓際族」です。
窓際族という言葉が生まれたのは、高度経済成長期が終わりを
告げた1970年代後半だと言われています。
窓際族の「窓際」は、「出世コースから外れて、窓際に追いやられた」
という意味から来ているそうです。
当時はこのような窓際族の定義を知って、“もしかして俺も窓際族?”
とゾッとしたり、“いやいや自分は違う”と慌ててその気持ちを否定した人も
いたようです。