平成31年1月29日
先日、出先で昼食をとろうとして通り道にあった(長崎ちゃんぽん)
リンガーハットに入りました。店に入るとカウンター形式の3人席の
一番右端の席に通されました。
すでに左側には2人のサラリーマンが座っていました。
40代らしき上司と私の隣りには20代後半の部下が座っていました。
注文は済み、若い部下が発した“ここのちゃんぽんは、本当に美味
しいんですよ”の一言には、その人のワクワク感がにじみ出ていました。
暫くすると、先に大鉢入りの野菜たっぷりちゃんぽんが運ばれてきました。
上司は、店員に“ここに置いて!”と自分の前に置くことを指示、鉢が
置かれるやいなや、一気に食べ始めたのです。
大鉢入りのちゃんぽんが半分ほどになった頃、小ぶりの鉢に入った
「ちゃんぽん+ご飯+餃子」がついたセットメニューが運ばれてきました。
ここで上司は“アッ”と小さく叫びました。
部下は“いいです、いいです”と苦笑いの後、すぐに悲しそうな表情に
変わってしまいました。
食べ終わり、勘定となって先にレジに並んだ上司は、分の分しか
払いませんでした。部下は、食べたかった大盛りちゃんぽんを食べられず
、やむなく食べた「スモールちゃんぽん+白ご飯+餃子3個」の
ランチセットメニュー料金を支払っていました。